臨床工学技士を目指す専門学校
臨床分野 高度臨床工学学科
- 昼間部/4年制
- 『国家資格 合格保証制度』
- 『完全就職保証制度』
- 『給与保証制度』
最新機器が揃う実習環境と4年間の手厚い指導。医療機器操作のエキスパートへ。
日本の専門学校で唯一の4年課程・臨床工学技士養成学科。だから、現場に出て一歩差がつく臨床工学技士になれる。
学びのポイント
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1日本の専門学校で唯一の4年課程・
臨床工学技士養成科4年制だからできる
充実した国家試験対策国家試験はもちろんのこと、各種資格試験の合格に向け、経験豊富な専門家たちが徹底的に指導します。名古屋医専だけではなく、姉妹校 首都医校、大阪医専とも連携し、資格対策のカリキュラムや指導内容を毎年更新しています。また、透析技術認定士や呼吸療法認定士など、より専門性の高い認定資格を有する教官が指導するため、日常の授業で深く学べます。
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2実習室には手術室・ICU・透析室も!
全国でも屈指の学内環境年々、高度化・緻密化する最新医療機器。本学では、医療機器メーカーから直接学べる授業や、VR(仮想現実)を体感しながら学ぶ実習があります。
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3最新の業界動向がわかる
実践授業を導入年々、高度化・緻密化する最新医療機器。本学では、医療機器メーカーから直接学べる授業を導入しています。
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4総合病院・大学病院などで活躍していた
経験豊富な専任教官が直接指導透析技術認定士や呼吸療法認定士など、より専門性の高い認定資格を有する教官が指導するため、日常の授業で深く学べます。
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5専門技能を有するエキスパートとしての最高位の称号
文部科学大臣より付与される公的称号「高度専門士」の取得卒業時には学歴・待遇面で大学卒業者と同等の「高度専門士」が付与されます。就職の際に専門技能を有する証明となるだけではなく、大学院への入学資格も与えられます。
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6経験豊かな特別講師が直接指導
「特別講義」各分野から経験豊かな最前線の特別講師が教壇に立つ『スペシャルゼミ』・『T.O.L.講義』。業界のプロから直接学ぶことで、最新の動向を常にキャッチできるのがこの授業の特長です。
経験豊かな特別講師が、最新の業界動向を直接指導!
- 高度先進医療をけん引するチーム医療とは
- 臨床工学技士の現状と未来について
- 世界初、装着型サイボーグによる機能改善革命 高齢者・障害者・アスリートを支える最新技術
- 高度医療システムの開発における臨床工学技士の役割 など
専攻
医療機器の操作と開発。臨床工学技士の2領域にまたがる、独自の専攻で深く学ぶ。 最終年次で、選べる専攻!
医療機器の操作と開発。臨床工学技士の2領域にまたがる、独自の専攻で深く学ぶ。
臨床医療専攻
医療技術の高度化により、医療の質の向上と安全確保を担う臨床工学技士の責任はますます大きくなっています。本専攻では、医療機器の特性をより深く学習し、工学的・医学的見識を備えた臨床工学技士を目指す。
高度医療機器専攻
本専攻では、機器や管理ソフトなどの開発について深く学習し、操作の習熟だけでなく、開発の観点も持った臨床工学技士を目指します。
高度臨床工学学科の
学びのステップ
学びのステップ
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STEP1
1年次医学と工学・基礎
高校までの理系科目の復習から始まり、電気・電子・機器工学へ。病院見学の実習も実施。
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STEP2
2年次臨床工学・基礎の確立
医療機器の原理と基本的な特性や患者さんの病態生理について学ぶ。工学と医学を融合させた基礎を確立。
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STEP3
3年次専門知識・臨床実習
病院での臨床実習に向けて機器操作をはじめ学内実習が本格化。「第2種ME技術実力検定」も受験。
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STEP4
4年次総合実践力・国家試験
学習の集大成、卒業研究を実施。希望する職域の専攻を学ぶとともに国家試験対策講座で合格へ導く。
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臨床工学技士(国家資格)
医学と工学の知識をバランスよくあわせ持つエキスパートとして、医療現場と社会に貢献。
「高度専門士」を取得できるため、大学院への進学も可能。
臨床実習
臨床工学技士の役割について、病院実習を通じて学びます。手術室では人工心肺装置が実際にどのように使用されているか、血液浄化センターでは実際の治療操作の介助、機器管理センターでは医療機器のメンテナンス方法など、学内で修得した知識・技術が現場でどのように活かされているのかを肌で感じます。
※臨床実習の時期・期間・内容はカリキュラムにより変更されることがあります。
実施時期:3年次・後期(6週間)
手術室・集中治療室・血液浄化センターなどで、6週間の臨床実習を実施。
カリキュラム
ピックアップ
様々な職種との 「チーム医療・症例演習」
チーム医療に貢献する臨床工学技士は、特に他職種への理解・連携が求められます。他学科との交流を通じて、チーム医療の課題を学び連携することの大切さを理解します。
現場と同じ環境で行う 「生体機能代行技術学」
多種多様な機器を扱う臨床工学技士。本学では授業で常時使用できる最新機器を設置。さらに臨床工学実習室には実際の手術室を再現し、全国でも屈指の学内実習環境です。
医療機器の原理を学ぶ 「電気・電子工学実習」
電気・電子工学の基礎を増幅回路の作成など座学だけでは得にくい実体験を通じて学び、医療施設における技術者としての基礎を身につけます。
身体のしくみについて学ぶ 「解剖学実習」
病理学や解剖学などの授業を通じて、人体の構造や機能など臨床工学技士に不可欠な知識を系統的に理解し、医学の基礎知識を修得していきます。
第2種ME技術実力検定対策も万全 「ME概論」
電気的な知識や安全管理などの理解度を確かめる資格で、取得すると就職にも有利。さらに高度な第1種の資格も在学中に目指します。
資格/就職
資格・就職に責任を持つ保証制度
名古屋医専では臨床経験豊富な教官による「実践指導」から、実績と経験を持つ専門家による「資格試験対策」「就職指導」まで、ひとり1人に合せ徹底バックアップ。独自の3大保証制度『国家資格 合格保証制度』『完全就職保証制度』『給与保証制度』と、卒業生が転職や再就職したいときにバックアップする『生涯バックアップシステム』も導入しています。
希望者就職率
資格
- 受験し合格することにより取得可能
- 第1種・第2種ME技術者
- 医療情報技師
- ITパスポート
- 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)(外部講習の受講が必要)
- 講習を受講することにより取得可能
- 赤十字救急法救急員(外部講習受講により取得可能)
- 防災士(外部講習受講により取得可能)
- 卒業後に目指せる資格
- 透析技術認定士
- 呼吸療法認定士
- 体外循環技術認定士
- 臨床ME専門認定士
- 臨床高気圧酸素治療装置操作技師
就職
臨床工学技士の活躍のフィールド
「総合病院・大学病院」、「病院・診療所」、「透析クリニック」、「医療機器メーカー」など、医療機器のエキスパートとして、病院や医療機器メーカーなど、様々な医療現場で活躍。
主な就職先
名古屋市職員、名古屋大学医学部附属病院、岐阜大学医学部附属病院、三重大学医学部附属病院、愛知医科大学病院、大阪大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、神戸大学医学部附属病院、兵庫医科大学病院、近畿大学医学部附属奈良病院、関西医科大学附属枚方病院、滋賀県立総合病院、奈良県立医科大学附属病院、和歌山県立医科大学病院、北海道大学医学部附属病院、岡山大学医学部附属病院、公立陶生病院、名古屋徳洲会総合病院、岐阜市民病院、桑名市総合医療センタ-、公立西知多総合病院、総合病院聖隷浜松病院、協立総合病院、さくら総合病院、東海病院、名古屋共立病院、社会医療法人大雄会、医療法人光寿会、医療法人いつき会、守山いつき病院、泰玄会病院、総合上飯田第一病院、成田記念病院、木沢記念病院、大垣徳洲会病院、博愛会病院、岐阜中央病院、遠山病院、早徳病院、佐藤病院、岩倉病院、JA静岡厚生連遠州病院、静岡県立がんセンター、磐田市立総合病院、富士宮市立病院、石巻赤十字病院、徳之島徳洲会病院、飯田病院、愛知クリニック、研信会知立クリニック、六ツ美内科クリニック、社会医療法人かりゆし会、刈谷中央クリニック、春日井セントラルクリニック、太田病院、ニプロ株式会社、臨港病院、医誠会病院、西田病院、永井病院、清水厚生病院、香流会紘仁病院、平野総合病院、豊橋ハートセンター、白楊会白楊会病院、偕行会瀬戸共立クリニック、有心会ひろクリニック、総合病院南生協病院、中津川市民病院、福井県職員、中京病院、岐阜県厚生農業協同組合連合会 他
臨床工学技士を目指す皆さんへ
メッセージ
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教官最先端医療の一翼を担う医療職種 ~臨床工学技士~渡邉 竹志
元 新生会第一病院/臨床工学技士渡邉 竹志
元 新生会第一病院/臨床工学技士最先端医療の一翼を担う医療職種 ~臨床工学技士~昨今、COVID-19に関連したECMO(体外式膜型人工肺)の報道などで、一般の方々にも臨床工学技士が認識されてきました。人工心肺や人工呼吸器などの生命維持管理装置が使用される「命の最前線」には、医療機器のエキスパートである臨床工学技士が必要です。医療技術の進歩は日々目覚ましいものがあり、高度・複雑化する医療の中で臨床工学技士は欠かせない存在となっています。本学科では医学と工学の基礎から総合実践力までを学び、豊かな知識と確かな技術で、最先端医療のその先で活躍できる人材を育成します。
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卒業生4年間の実践教育と先生方からの手厚いサポートで、将来活かすことのできる知識・技術を修得。木下 裕代
聖隷福祉事業団/臨床工学技士木下 裕代
聖隷福祉事業団/臨床工学技士4年間の実践教育と先生方からの手厚いサポートで、将来活かすことのできる知識・技術を修得。人の役に立ちたいと思い以前から医療の道に進みたいと考えていましたが、友人が糖尿病になってしまい、現代の医療に医療機器の管理が欠かせないと思ったことがきっかけで、臨床工学技士を目指すことを決意しました。医療機器の管理から患者さんに携わることができる業務の幅の広さは、臨床工学技士の魅力の1つだと思います。もちろん、その分必要な知識量も多くなりますが、クラスメートで教えあったり、先生方からの手厚いサポートで日々知識を深めることができました。一番印象に残っているのは臨床実習です。名古屋医専では4年間の実践重視のカリキュラムで臨床の場で必要となる知識・技術を身につけることができるので、臨床実習でも学んだことをしっかりと活かすことができ、成長を感じることができました。