トップ・オピニオン・リーダー(T.O.L.)講義について

現代医療・福祉・スポーツの礎を
築いた権威から直接学ぶ。

名古屋医専では、より幅広い視野を身につけるために、各分野で輝かしい実績を築かれた世界的権威を招いてのトップ・オピニオン・リーダー講義(T.O.L.)を 実施します。
大きな影響力を持つトップ・オピニオン・リーダーが直接指導。
生涯の「知的財産」を得るとともに、物事を極めることの大切さを体感できる特別な講義です。

五輪金メダリスト 髙木菜那氏が来校!

スピードスケート五輪金メダリスト 髙木菜那氏をお招きし、特別講義を開催しました。髙木さんからは『トップアスリートを支える医療従事者、トレーナーに必要なこと』をテーマに、オリンピックやナショナルチームでのご自身の体験を中心に、スケート界のトレーナー体制やケガをした選手を支える心構えなどをお話いただきました。
「私にとってトレーナーはすごく大切な存在です。皆さんが目指すトレーナーは相手を笑顔にさせ、幸せにすることができる職業だと思います。辛くなったら、どうしてその夢を目指し始めたのか思い出し、これからも頑張っていってほしいです。」学生に向けて力強いメッセージもいただきました。
学生たちにとって幅広い視野を身につけ、実践力や即戦力を培うことへのモチベーションにつながる良い機会となりました。(2022年7月開催)

髙木 菜那
1992年7月2日、北海道生まれ。7歳から兄の影響でスピードスケートを始め、全国中学校スケート大会女子1,000mで優勝。高校卒業後は日本電産サンキョーに所属。14年冬季五輪ソチ大会で日本代表に初選出。18年平昌大会では、女子団体パシュートでオリンピックレコード。新採用されたマススタートと合わせて、日本の女子選手初の2冠。22年北京大会では女子団体パシュートで銀メダル、個人1,500mで8位入賞。同年4月5日、現役引退。今後はスポーツの発展のため、講演活動等に積極的に取り組む。


  • ファン・ムロ(Juan Muro)

    サッカースペイン代表や世界のトップチームを支える予防医学と実態

    サッカースペイン代表
    専属トレーナー

    史上最強 銀河系軍団と呼ばれたレアル・マドリードの専属トレーナーとして、1996年~2015年の19年間活躍。他にも、1998年 FIFAワールドカップ フランス大会ではクロアチア代表、2018年 ロシア大会ではスペイン代表の選手たちをサポート。現在は世界最高峰のチームであるスペイン代表の専属トレーナーとして活動中。


  • 柳 務

    我が国における認知症の現状と課題

    名古屋第二赤十字病院 名誉院長

    神経内科専門医・指導医、認知症学会専門医・指導医で、研究領域は脊椎・脊髄疾患。日本特有の疾患である後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症を先駆的に報告し、脊柱靱帯骨化症の概念を提唱した。「胸椎黄靱帯骨化による神経障害」は日本内科学会100 周年記念雑誌で1972 年の代表的論文として年表に記載。そのほか厚生省特定疾患の後縦靭帯骨化症と脊柱靱帯骨化症の調査研究班に班員として参加。また、常染色体優性アルツハイマー病に関する縦断的観察コホート研究(DIAN-Japan)に委員としても参加している。


  • 猪田 邦雄

    医療従事者に必要な医療制度と医療経済の知識

    名古屋大学 名誉教授
    医療法人三仁会 あさひ病院 顧問

    専門は整形外科学(関節外科)・リハビリテーション医学。名古屋大学医学部附属病院整形外科医局長、名古屋大学医療技術短期大学部、名古屋大学医学部保健学科、名古屋大学医学部保健学科大学院などの教授を経て現在にいたる。日本整形外科学会、中部日本整形外科災害外科学会、日本肩関節学会、日本関節鏡学会、日本膝関節学会、日本リハビリテーション医学会、日本義肢装具学会、日本股関節学会、日本体力医学会、日本運動器リハビリテーション医学会に所属。


  • 山内 一信

    医療情報の意義と活用~特に質と価値の観点から~

    名古屋大学 名誉教授
    名古屋大学大学院 医学系研究科 元教授

    病院情報システム、遠隔画像診断、ニューラルネットを用いた心電図診断、医療経済学などを研究。遠隔医療ではISDNをインフラとして用いたときに画像診断が快適にコラボレーションしながらできるための画像容量やスキャン精度をROC解析により明らかにした。米国ミネソタ大学研修員、名古屋大学医学部附属病院教授を経て現在にいたる。名古屋大学大学院 医療管理情報学教授の他、日本医療情報学会、日本病院管理学会、日本診療録管理学会に所属。著書に「診療録の記載形式 医療情報学」(日本医療情報学会)など。


  • 中尾 昭公

    高齢化社会とがん医療

    名古屋大学 名誉教授
    JR東海 名古屋セントラル病院 院長

    膵癌を中心とした消化器悪性疾患の診断、外科治療に従事。1981 年に抗血栓性門脈バイパス用カテーテルを開発、門脈カテーテルバイパス法はじめ多くの新手術術式を考案・確立。難治癌と言われる膵癌手術において、外科治療分野への著しい貢献を果たしている。門脈バイパス用カテーテルは、科学技術の進歩に貢献する医科器械として認められ、日本医科器械資料保存協会の「医科器械史研究賞」を受賞(2008 年)。また、癌に対する外科治療の功績が認められ日本癌治療学会中山恒明賞も受賞(2013年)。臨床活動のほか日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本癌治療学会をはじめとする外科、癌治療の主要学会で理事、評議員等の役員を歴任。


  • 太田 龍朗

    心の病と睡眠医療

    名古屋大学 名誉教授
    名古屋第一赤十字病院 心療相談センター長

    専門は精神医学、睡眠医学、臨床時間生物学。 愛知県立城山病院医長、浜松医科大学精神科講師、名古屋大学大学院医学系研究科精神医学分野教授を経て、愛知淑徳大学医療福祉学部教授、医療法人北林病院名誉院長を歴任し現在にいたる。在職中名古屋大学医学部附属病院にわが国初の「親とこどもの心療部」(児童精神科)を設置。アジア睡眠学会(ASRS)・日本睡眠学会(JSSR)両学会理事長、日本心身医学会・日本生物学的精神医学会・日本時間生物学会各理事を務めるなど、精神医学とその関連領域で幅広く活躍。日本心身医学会・日本睡眠学会・日本時間生物学会の名誉会員でもあり、精神医学医療と睡眠学医療の領域を中心に後進の育成に努めている。


  • 陸小左(LU XIAO ZUO)

    中医学における脈診・舌診の臨床意義

    天津中医薬大学 教授
    天津中医薬大学中医薬工程学院 院長

    天津中医薬大学(元 天津中医学院)大学院中医基礎理論専攻卒業。修士学位取得。1985年に天津中医薬大学(元 天津中医学院)入職。その後、同校の中医学部副部長、中医実験室主任を経て、2000年大学院副院長・教授に。2003年には、中国の伝統医学である中医薬と鍼灸整骨を研究・教育・臨床治療する中国屈指の国立大学、現在の天津中医薬大学で医療学部部長に就任し、現在は天津中医薬大学教授および天津中医薬大学中医薬工程学院院長を務めている。


  • 川嶋 みどり

    看護の喜びは“て・あーて”

    日本赤十字看護大学 名誉教授
    日本看護歴史学会 副理事長、看護師

    日本赤十字女子専門学校卒業後、日本赤十字社中央病院に勤務。その後、中野総合病院看護婦教育顧問を経て、健和会臨床看護学研究所所長、日本赤十字看護大学教授を歴任。現在、日本赤十字看護大学名誉教授、一般社団法人日本て・あーて推進協会代表。著書に『チーム医療と看護-専門性と主体性への問い』『看護を語ることの意味-“ナラティブ”に生きて』『キラリ看護』『看護の力』など著書多数。


  • 鎌田 實

    命を支えるということ~健康づくり・地域包括ケア・外国の災害支援について~

    諏訪中央病院 名誉院長

    東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県・諏訪中央病院へ赴任。医師として地域医療に尽力。30代で院長となり、経営難だった病院を再生させた。現在、同病院名誉院長。一方、1991年よりベラルーシ共和国の放射能汚染地帯へ医師団を派遣し、医薬品を支援。2004 年にはイラク支援を開始。難民キャンプでの診察を続けている。東北の被災者支援にもいち早く取り組み、多方面で精力的な活動をおこなっている。著書はベストセラー『がんばらない』をはじめ『1%の力』など多数。

   

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