作業療法士を目指す専門学校高度作業療法学科

リハビリテーション

昼間部/4年制/8:50~16:00※週・曜日によって時間帯が異なる場合があります。※次年度以降は実習等により登校する曜日、時間割が異なる場合があります。

取得できる資格・称号

  • 作業療法士(国家試験受験資格)
  • 高度専門士

4年間の実践教育で多領域の技術を総合的に修得。「心」と「身体」を回復に導くリハビリテーションを創造する。 基礎から学べる実習重視の4年制カリキュラム。だから、現場に出て一歩差がつく作業療法士になれる。

作業療法士専門学校|名古屋医専

高度作業療法学科
学びのポイント

作業療法士を目指す専門教育

1

専門技能を有するエキスパートとしての最高位の称号文部科学大臣より付与される公的称号「高度専門士」の取得

専門技能を有するエキスパートとしての最高位の称号

文部科学大臣より付与される公的称号「高度専門士」の取得

卒業時には学歴・待遇面で大学卒業者と同等の「高度専門士」が付与されます。就職の際に専門技能を有する証明となるだけではなく、大学院への入学資格も与えられます。

2

万全の国家試験対策で作業療法士の資格取得へ!

万全の国家試験対策で

作業療法士の資格取得へ!

国家試験はもちろんのこと、各種資格試験の合格に向け、経験豊富な専門家たちが徹底的に指導します。名古屋医専だけではなく、姉妹校 首都医校・大阪医専とも連携し、資格対策のカリキュラムや指導内容を毎年更新しています。

3

eスポーツ・ロボット・VR…先端技術のリハビリ活用にも対応する作業療法のリーダーへ

eスポーツ・ロボット・VR…

先端技術のリハビリ活用にも対応する作業療法のリーダーへ

まだ日本に12万人※しかいない作業療法士の有資格者。そのうち約半数が35歳以下というまだ若い国家資格のため、リハビリを中心に、スポーツ、eスポーツや先端技術、そして多様性に対応し、活躍の領域がますます広がっています。名古屋医専では、活躍の幅を広げられるリーダーを育成するため、業界のトップで活躍する有識者から学ぶ機会を設けています。 ※2024年3月31日時点 日本作業療法士協会資料より

4

大学医学部でも実施される実践的な演習を先行導入

大学医学部でも実施される

実践的な演習を先行導入

リハビリに対するニーズが多様化・複雑化する社会において、即戦力として対応できるように、作業療法士養成校では少ない客観的臨床能力試験(OSCE)を導入。実際の現場を想定したトレーニングで知識・技術を高めます。

5

多領域に精通した他学科の専任教官からも指導が受けられる

多領域に精通した

他学科の専任教官からも指導が受けられる

作業療法領域はもちろん、他分野のエキスパートである専任教官からも指導を受けられるため、取得できる実践力が違います。

6

第一線で活躍するための「実践授業・実技授業」を多く展開

第一線で活躍するための

「実践授業・実技授業」を多く展開

「心」と「身体」のリハビリを行う作業療法士。体験重視ロールプレイング授業で援助技術や人との接し方を徹底的に学びます。

作業療法士ってどんな仕事?

高齢社会では、作業療法士がひっぱりだこ!
作業療法士の仕事とは?

作業療法士の仕事とは?

身体動作の機能回復に特化した理学療法士に対して、作業療法士は「心」と「身体」の両方にアプローチ。衣食住などの日常生活行為全般に関わるリハビリテーションの専門家です。機能訓練や手芸・陶芸・木工などの活動を通して、患者さんの今に寄り添い、その人らしい生活の獲得を支援します。

どんな人が向いている?

どんな人が向いている?

人と接したり、話したりするのが好きで、誰かの役に立ちたいと思う人。患者さんの生活や趣味を取り入れたリハビリテーションを一緒に考え、相手の気持ちに寄り添って回復を支援します。

専攻

最終年次で、選べる専攻! 広がり続ける作業療法士の各領域に対応した、独自の4専攻で学びを深める。
先端技術リハビリ専攻

先端技術リハビリ専攻

医療現場のAIやICT技術の進歩を積極的に取り入れ、高齢者や障害者の生活技能向上や社会復帰、治療を支援できる作業療法士を目指す。

生きがい支援専攻

生きがい支援専攻

「地域包括ケアシステム」の視点から、社会面と心理面両方からのアプローチで、患者さんが自分らしく生活できるよう回復支援できる作業療法士を目指す。

子どもリハビリ専攻

子どもリハビリ専攻

発達の障害、難病を抱える子どもの特徴を理解し、特別支援教育や児童デイサービスの現場実践から、療育者支援に強い作業療法士を目指す。

独立起業専攻

独立起業専攻

社会問題解決を目的とした起業を想定し、事業計画立案を実施。さらに事業管理者として必要な知識を備えた作業療法士を目指す。

カリキュラム

徹底した現場教育で確かな知識・技術を身に付ける

子どもへの介助・援助方法への理解 「発達障害治療学」

子どもへの介助・援助方法への理解 「発達障害治療学」

発達時期に障害を受けた子どもに対し、遊びを中心とした種々の作業活動を通じて、子どもの発達課題や治療方法について学びます。

充実の設備環境での 「治療学技法(陶芸)」

充実の設備環境での 「治療学技法(陶芸)」

陶芸・手工芸・絵画・木工はもちろん、革細工から音楽・レクリエーションまで、あらゆる設備を配置。患者さんのニーズに対応できる作業療法技術を学びます。

視能訓練士との 「チーム医療・加齢と目」

視能訓練士との 「チーム医療・加齢と目」

高齢者と接する機会が多い作業療法士。加齢による視機能の低下について、本学では視能訓練士の専任教官から目の老化について学べます。

専任教官の実践授業 「身体障害治療学」

専任教官の実践授業 「身体障害治療学」

身体障害領域における治療と患者さんへの援助について、実技や事例を交えて考察。臨床現場に出向いたときに、患者さんの視点で状況を理解する力を身につけます。

人体の構造・機能を学ぶ 「体表解剖」

人体の構造・機能を学ぶ 「体表解剖」

動作分析をするためには、骨学・関節学・筋学などの理解が必要。講義と実習で、運動器系や神経の解剖学的基礎を修得します。

1年次

基礎医学・人間力

人体のしくみや病気についてなど基礎医学を学びつつ、作業療法に関わる基本的な技術についても学んでいきます。医療従事者としての心構えや人間性についても育んでいきます。

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2年次

臨床基礎・作業療法士としての専門力

精神医学や脳神経医学など作業療法に関わる医学を本格的に学習します。また障害の種類に応じて状態を的確に把握する方法や、視点を養うための学内実習を行い、作業療法士の土台を形成します。

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3年次

臨床実習・応用力

疾患や障害に応じた作業療法の学びが本格化します。また臨床現場での実習に参加し、応用的動作能力と社会的適応能力の回復に向けた作業療法の本質を理解します。

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4年次

総合実践力・国家試験

学びの集大成としての本格的な臨床実習で、総合的な実践力を高めます。さらに国家試験対策に取り組むとともに、希望する職域に合せた専攻を学びます。

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カリキュラム一覧を見る

臨床実習

現場を体験し、実践で必要な技術を磨く臨床実習。病院・施設などのリハビリテーション科で学内で学んだ知識・技術を臨床の場で活用し、問題解決能力と臨機応変に対応できる医療人としての資質を養います。 ※臨床実習の時期・期間・内容はカリキュラムにより変更されることがあります。

臨床実習:実施時期

1年次・後期 見学実習/5日間(1施設) 2年次・後期 体験実習/5日間(1施設) 3年次・後期 評価実習/20日間(1施設) 4年次・前期 総合実習/75日間(35日間と40日間×各1施設)、地域実習/5日間(1施設)

教官からのメッセージ

教官からのメッセージ|高度作業療法学科

若本 隆司

元 医療法人フジタ 介護老人保健施設フジオカ/作業療法士

子供から高齢者まで、患者さんの気持ちに寄り添える人材を育成します

作業療法士は、人々の毎日の生活に焦点を当て、患者さんが望む「その人らしい生活」の実現に向けて共に考えサポートしていく医療専門職です。病気や障害を持つ患者さんは、生活に大きな支障をきたします。作業療法士は患者さんの心に寄り添い、やる気の一歩を引き出します。「心が動けば身体が動く!」生き生きとした生活の獲得を目指します。専門学校 名古屋医専では、学科教官だけでなく他領域に精通した他学科の専任教官からも知識・技術を学ぶことができる環境となっています。講義以外の時間では学生との面談を頻繁に実施し、学業面だけでなく生活全般についてフォローしています。4年間の実践教育で作業療法以外の技術も学べ、チーム医療の即戦力となれるような作業療法士の育成を目指しています。

資格を手にして、現場で活躍する
資格/就職

希望者就職率 100%(2025年3月卒業生)

資格・就職に責任を持つ保証制度

名古屋医専では臨床経験豊富な教官による「実践指導」から、実績と経験を持つ専門家による「資格試験対策」「就職指導」まで、ひとり1人に合せ徹底バックアップ。独自の3大保証制度『国家資格 合格保証制度』『完全就職保証制度』『給与保証制度』と、卒業生が転職や再就職したいときにバックアップする『生涯バックアップシステム』も導入しています。
資格・就職について

資格

取得できる資格/称号

・作業療法士(国家試験受験資格) ・高度専門士

就職に活かす +α資格

受験し合格することにより取得可能

・日本化粧品検定 ・福祉住環境コーディネーター ・手話技能検定 ・日本アロマコーディネーター協会認定アロマコーディネーター検定 ・メンタルヘルス・マネジメント検定 ・認知症ライフパートナー検定 ・認知症ケア准専門士 ・スポーツ医学検定

講習を受講することにより取得可能

・パラスポーツ指導員(初級)(学内講習受講により取得可能) ・赤十字救急法救急員(外部講習受講により取得可能) ・防災士(外部講習受講により取得可能)

作業療法士の資格取得後に目指せる資格

・専門作業療法士 ・認定作業療法士

作業療法士の活躍のフィールド

「総合病院・大学病院」、「病院・診療所」、「リハビリテーション病院」、「精神科病院」、「デイケアセンター」、「介護老人保健施設」、「特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)」、「障害者(児)支援施設」、「訪問看護ステーション(訪問リハビリ)」など、病院やクリニックのほか、精神科病院、福祉施設、さらには訪問リハビリテーション、介護予防へと広がり、幅広い分野から作業療法士(OT)の求人が寄せられています。

主な就職先

多くの卒業生が活躍しています

国立病院機構 名古屋医療センター、国立病院機構 刀根山病院、国立病院機構 南和歌山医療センター、兵庫医科大学病院、大阪医科大学附属病院、東京西徳洲会病院、浜松市リハビリテーション病院、岐阜県総合医療センター、聖霊病院、小牧市民病院、常滑市民病院、津島市民病院、南生協病院、八千代病院、協立総合病院、一宮西病院、藤田こころケアセンター、第二成田記念病院、あずまリハビリテーション病院、さくら総合病院、岡崎東病院、蒲郡厚生館病院、尾洲病院、赤岩病院、千秋病院、紘仁病院、聖十字病院、鵜飼リハビリテーション病院、善常会リハビリテーション病院、熱田リハビリテーション病院、河村病院、渡辺病院、豊川さくら病院、犬山駅西病院、小林記念病院、大仲さつき病院、杉田病院、いまむら病院、あさひヶ丘ホスピタル、大湫病院、可知病院、ウェルネス医療クリニック、ヤナセメディケアグループ、ジェネラス、サニーサイドホスピタル、清水ヶ丘整形外科、安城老人保健施設、介護老人保健施設かりや、介護老人保健施設嘉祥苑、老人保健施設洋洋園、老人保健施設かいこう、老人保健施設ウェルネス守山、老人保健施設ウェルネスきっこ、老人保健施設わすれな草、西宮市立中央病院、西宮市社会福祉事業団、宝塚市社会福祉事業団、国家公務員共済組合連合会大手前病院、ひょうご子どもと家庭福祉財団子ども発達支援センター、公立甲賀病院、海南市民病院、国立病院機構 徳島病院、尼崎医療生協病院、岸和田徳洲会病院、医誠会病院、茨木医誠会病院、東大阪生協病院、京都第一赤十字病院、京都民医連第二中央病院、舞鶴赤十字病院、聖隷事業団淡路病院、平岩病院、蒲郡眺海園デイサービスセンター、株式会社子ぺるプラス、近石病院、愛仁会リハビリテーション病院、いずみ記念病院、板橋中央総合病院、いちはら病院、永生病院、大久野病院、協立総合病院、久喜すずのきグループ、KNI北原国際病院、彩の国東大宮メディカルセンター、桜ヶ丘中央病院、三軒茶屋第二病院、聖ヨゼフ病院、聖霊病院、第一東和会病院、高島平中央総合病院 他(姉妹校 首都医校・大阪医専の実績も含む)

学費サポート

作業療法士になりたい気持ちに応えます

特別提携 病院・施設 奨学金制度

名古屋医専は、医療・福祉・健康分野のエキスパートを育成するために、病院・施設等とのネットワークを築いています。そのネットワークと確かな人材育成の実績により生まれたのが、病院・施設と特別提携する奨学金制度です。

概要

本制度対象学科に入学が決定し、奨学生としてふさわしいと判断される人に対し、提携病院・施設から支給される奨学金です。1年次から利用できる奨学金など、条件や返還の有無は、病院や施設により異なります。 ※在学中に休学・退学した場合は、全額を返還する義務が生じます。(勤務後、規定年数満了以前に退職した場合を含む) ※奨学金は本学を卒業後、勤務先の法人にて定める規定年数以上就業継続することで返還免除となります。

選考方法

下記に該当する利用希望者から、学内選考の上、病院・施設に推薦します。その後、各病院・施設での選考(面接など)によって採否が決定します。 1.本学の提携病院・施設の定める対象学科に入学が許可され、入学金を納入した人。 2.勉学状況・卒業後の抱負など、奨学生としてふさわしいと判断される人。 その他、制度の詳細については入学相談室まで問合せください。

スペシャルゼミ

育児についての基本・子どもの接し方・ホームケアを実践的に学ぶ

発達の理論や医療に関する知識は勿論、子どもが行う遊びについての知識も学習する作業療法士は、発達期のリハビリテーションにおいて求められる存在です。また、専科「チャイルドケア科」を同時に履修すれば、発達期のリハビリテーションで求められるケアを実践的に学ぶことができます。

短期集中型の『専科』で目指す道がさらに広がる。
チャイルドケア科

子どもを取り巻く環境は時代によって異なります。少子化の今、子育て・生活・いのちのケアを考えて生きる力を活性化させます。
※詳しくは専科を参照ください