リハビリテーション
昼間部/4年制/9:00~16:10※週・曜日によって時間帯が異なる場合があります。
取得できる資格・称号
4年間の実践教育で多領域の技術を総合的に修得。「心」と「身体」を回復に導く、リハビリテーションを創造する。
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文部科学大臣より付与される公的称号「高度専門士」の取得
卒業時には学歴・待遇面で大学卒業者と同等の「高度専門士」が付与されます。就職の際に専門技能を有する証明となるだけではなく、大学院への入学資格も与えられます。
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作業療法士の資格取得へ!
国家試験はもちろんのこと、各種資格試験の合格に向け、経験豊富な専門家たちが徹底的に指導します。首都医校だけではなく、姉妹校 大阪医専、名古屋医専とも連携し、資格対策のカリキュラムや指導内容を毎年更新しています。
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先端技術のリハビリ活用にも対応する作業療法のリーダーへ
まだ日本に12万人※しかいない作業療法士の有資格者。そのうち約半数が35歳以下というまだ若い国家資格のため、リハビリを中心に、スポーツ、eスポーツや先端技術、そして多様性に対応し、活躍の領域がますます広がっています。首都医校では、活躍の幅を広げられるリーダーを育成するため、業界のトップで活躍する有識者から学ぶ機会を設けています。 ※2024年3月31日時点 日本作業療法士協会資料より
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実践的な演習を先行導入
リハビリに対するニーズが多様化・複雑化する社会において、即戦力として対応できるように、作業療法士養成校では少ない客観的臨床能力試験(OSCE)を導入。実際の現場を想定したトレーニングで知識・技術を高めます。
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他学科の専任教官からも指導が受けられる
作業療法領域はもちろん、他分野のエキスパートである専任教官からも指導を受けられるため、修得できる実践力が違います。
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体験重視のロールプレイング授業
「心」と「身体」にアプローチする作業療法士。だから体験重視のロールプレイング授業で援助技術や人との接し方を徹底的に学びます。
身体動作の機能回復に特化した理学療法士に対して、作業療法士は「心」と「身体」の両方にアプローチ。衣食住などの日常生活行為全般に関わるリハビリテーションの専門家です。機能訓練や手芸・陶芸・木工などの活動を通して、患者さんの今に寄り添い、その人らしい生活の獲得を支援します。
人と接したり、話したりするのが好きで、誰かの役に立ちたいと思う人。患者さんの生活や趣味を取り入れたリハビリテーションを一緒に考え、相手の気持ちに寄り添って回復を支援します。
作業療法⼠の国家資格を取得するには、まず国の指定を受けた専⾨学校や⼤学に進学し3年以上通う必要があります。卒業することで、国家試験の受験資格を得ることができます。 国家試験に合格して免許を取得することで作業療法⼠として働くことができます。
⾸都医校では、外部業者による模試と学内模試を組み合わせ、徹底した作業療法⼠国家試験対策を⾏っています。毎週⾏われる模試により、合格までの距離を定期的に確認してモチベーションを保ちます。 さらに、1年次から「国家試験対策講座」を実施することで試験合格への意識を向上させます。最終学年では⼀⼈⼀⼈が徹底的に過去問に向き合い、教員が個別にフォローします。
医療現場のAIやICT技術の進歩を積極的に取り入れ、高齢者や障害者の生活技能向上や社会復帰、治療を支援できる作業療法士を目指す。
「地域包括ケアシステム」の視点から、社会面と心理面両方からのアプローチで、患者さんが自分らしく生活できるよう回復支援できる作業療法士を目指す。
発達の障害、難病を抱える子どもの特徴を理解し、特別支援教育や児童デイサービスの現場実践から、療育者支援に強い作業療法士を目指す。
社会問題解決を目的とした起業を想定し、事業計画立案を実施。さらに事業管理者として必要な知識を備えた作業療法士を目指す。
発達時期に障害を受けた子どもに対し、遊びを中心とした種々の作業活動を通じて、子どもの発達課題や治療方法について学びます。
患者さんが障害を持ちながらより便利に・より機能的に生活するために何が必要か、どのようなアプローチが可能かを学びます。
言語聴覚士とも関わりが多い作業療法士。脳の機能障害などにおける様々なアプローチがあることを知るため、本学では言語聴覚士の専任教官からもリハビリテーションについて学びます。
身体障害領域における治療と患者さんへの援助について、実技や事例を交えて考察。臨床現場に出向いたときに、患者さんの視点で状況を理解する力を身につけます。
動作分析をするためには、人体のしくみについての基礎知識(骨学・関節学・筋学など)の理解が必要。講義と実習を通じて、運動器系や神経の解剖学的基礎を修得していきます。
基礎医学・人間力
人体のしくみや病気についてなど基礎医学を学びつつ、作業療法に関わる基本的な技術についても学んでいきます。医療従事者としての心構えや人間性についても育んでいきます。
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臨床基礎・作業療法士としての専門力
精神医学や脳神経医学など作業療法に関わる医学を本格的に学習します。また障害の種類に応じて状態を的確に把握する方法や、視点を養うための学内実習を行い、作業療法士の土台を形成します。
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臨床実習・応用力
疾患や障害に応じた作業療法の学びが本格化します。また臨床現場での実習に参加し、応用的動作能力と社会的適応能力の回復に向けた作業療法の本質を理解します。
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総合実践力・国家試験
学びの集大成としての本格的な臨床実習で、総合的な実践力を高めます。さらに国家試験対策に取り組むとともに、希望する職域に合せた専攻を学びます。
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2年次・後期 検査実習(2週間×2回) 3年次・後期 評価実習(3週間×2回) 4年次・前後期 総合実習(6週間×2回) 4年次・後期 地域実習(1週間)
・福祉住環境コーディネーター ・手話技能検定 ・メンタルヘルス・マネジメント検定 ・認知症ライフパートナー検定 ・認知症ケア准専門士 ・スポーツ医学検定
・パラスポーツ指導員(初級)(学内講習受講により取得可能) ・音楽療法カウンセラー(学内講習受講により取得可能) ・赤十字救急法救急員(外部講習受講により取得可能) ・防災士(外部講習受講により取得可能)
・アスレティックトレーナー
・専門作業療法士 ・認定作業療法士
多くの卒業生が活躍しています
首都医校は、医療・福祉・健康分野のエキスパートを育成するために、病院・施設等とのネットワークを築いています。そのネットワークと確かな人材育成の実績により生まれたのが、病院・施設と特別提携する奨学金制度です。
本制度対象学科に入学が決定し、奨学生としてふさわしいと判断される人に対し、提携病院・施設から支給される奨学金です。1年次から利用できる奨学金など、条件や返還の有無は、病院や施設により異なります。 ※在学中に休学・退学した場合は、全額を返還する義務が生じます。(勤務後、規定年数満了以前に退職した場合を含む) ※奨学金は本学を卒業後、勤務先の法人にて定める規定年数以上就業継続することで返還免除となります。
下記に該当する利用希望者から、学内選考の上、病院・施設に推薦します。その後、各病院・施設での選考(面接など)によって採否が決定します。 1.本学の提携病院・施設の定める対象学科に入学が許可され、入学金を納入した人。 2.勉学状況・卒業後の抱負など、奨学生としてふさわしいと判断される人。 その他、制度の詳細については入学相談室まで問合せください。
入学後についていけるか不安なのですが、入学前に勉強しておいたほうがよいことはありますか?
A
自分の暗記スタイルを⾒つけておいてください。1年次は基礎医学が中心となるので、基本的に暗記が必要になります。 また、レポート作成の課題があるため、文章が苦手な方は新聞を読んで要約をつくることなどに慣れておくと良いでしょう。ワード、エクセル、パワーポイントといったソフトの練習もおすすめです。
作業療法士の勉強や臨床実習は大変ですか?
A
確かに、勉強や実習を大変だと感じることもあります。しかし、基本的な学びを学内でしっかり固めること、実習で経験を積むことは、作業療法士を目指すうえで欠かせません。学内での学びを実際の現場で体験できるのは、とても充実した経験です。 経験豊富な教員がサポートしますので、クラスメイトと協力し合いながら乗り越えていきましょう。
作業療法士以外で取得できる資格はありますか?
A
「福祉住環境コーディネーター」や「手話技能検定」などがあります。 作業療法士以外の資格についても、経験豊富な専門家たちが合格に向けて徹底的に指導します。
⾸都医校には電動ろくろやWHILL(電動⾞いす)といった設備が揃っています。創造的作業やレクリエイションなど、様々な活動を通じて作業療法の治療学を体験し、理解を深めることができます。
さらに、作業療法学科では学外での学びを重視しています。新宿区内の作業所や新宿中央公園など、⾏政と連携して授業を⾏うこともあり、実際の現場での経験を積むことで、実践⼒を⾝につけます。
スポーツから地域全体を考える作業療法学習
高度作業療法学科ではクリアソン新宿と連携し、地域・社会でどのように作業療法士として関与していくか、作業療法が果たすべき役割はという問題を考え、取り組んでいます。子どもから高齢者まで、障害をお持ちの方や様々な特性を持っている方々が、どのように地域で生活していくかといったノーマライゼーション・共生社会について共に学んでいきましょう。
