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横浜市消防局 日産スタジアム大規模テロ災害対応訓練に首都医校の学生が参加

横浜市消防局 日産スタジアム大規模テロ災害対応訓練に首都医校の学生が参加

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2023年11月30日(木)、横浜市消防局の主催により、日産スタジアムで化学テロ災害を想定した大規模テロ災害対応訓練が実施されました。この訓練は、化学テロ災害により多数の傷病者が発生したことを想定して実施され、本学救急救命学科の学生30名が訓練に参加しました。


■化学テロ災害を想定した訓練を間近で「体感」

訓練では、日産スタジアムで何者かがサリンを散布し、傷病者が100名発生したと想定して実施。学生たちは「重症」「中等症」「軽傷」に分かれて傷病者役を演じました。 活動する消防隊員らには訓練の大まかな内容しか知らされておらず、現場の状況から事態の判断を行う必要があります。隊員たちは学生たちの病状から即座に状況を判断し、救護所、除染室、指揮本部などを次々と設営。圧倒されるスピード感を持って、訓練が進みました。 「重症」傷病者となった学生の救助には、化学テロ災害であると判断し防護服を着た隊員らが対応。学生たちは、自身が目指す消防官が傷病者にどのようなアプローチを行うか、実際に傷病者の目線で体験することで、将来実際の災害現場で傷病者観察に活かすことができる貴重な機会となりました。


■訓練で学びの先を実感。将来につながる経験を得た学生たち

学生たちが目指す救急救命士だけではなく、現場には様々な職業の方が活躍していました。参加した学生は、「災害時に、部隊がどのように連携し活動しているのかを間近で見ることができ、感銘を受けた」「隊員が傷病者へどのようにコミュニケーションをとっているか、普段と違った傷病者役の視点で体験することができ、とても貴重な体験だった」と、現在の学びとの関連を実感。即戦力として活躍できる救急救命士を目指す学生たちの心に響く体験となりました。

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