お知らせ
2025.9.19
本学では、アメリカやヨーロッパなど、医療・福祉・スポーツの先進国の専門学校や大学へ留学できる『校費留学制度』を設けています。必要な渡航費や入学金・学費(1年間分)を本学が支援し、毎年、卒業年度生から希望者を募ります。 この『校費留学制度』では、キュアやケアの技術・思想の違いに触れるとともに、 異文化での研究活動に接することで、既成の発想の枠を超えたエキスパートの育成を目的としています。 今回は、校費留学中の歯科衛生学科 2024年大阪医専卒業藤村音々さんより声が届きましたので一部紹介します。
大阪医専 歯科衛生学科
藤村音々
2024年卒
8月は日本と比べると涼しいですがカナダも暑かったです。30度を超える日もあり扇風機だけで生活するのはしんどかったです。湿度がないので熱中症などの症状もなく夏バテをすることもなかったのでよかったです。8月後半はかなり涼しくなり夜は長袖で過ごす日も多くありました。
この写真は友人宅でパーティーをしたときです。日本にいるとこんな頻繁にパーティーに行くこともなかったですがカナダならではの文化や経験でとても楽しかったです。
今月はメディカルイングリッシュのクラスを受講しました。クラスでは実際にメディカルの現場で使う英語をもとにペアになってドクター役患者役に分かれて実際起こることを想定して台本を作り模擬練習をしました。色々な医療職種の方がいらっしゃるのでそれぞれのフィールドからのアイデアを出し合い作成します。自分では気が付かないことがたくさんありますがそれぞれアイデアを出し合うことで知らなかったことも学ぶことができとても有意義な時間でした。
最後の課題テストがディベートでしたがテーマが人工妊娠中絶は合法化するべきかどうかというテーマで賛成派、反対派に分かれて行いました。そもそもテーマについても深く調べたことも考えたこともなく日本語でも難しいテーマを英語で行うことにとても不安がありました。同じチームに産婦人科のドクターの生徒がいたので初めて勉強する私にもわかりやすいように詳しく教えてもらいなんとか乗り切ることができました。今まで挑戦したことがないことばかりで苦戦しましたが1ヶ月間頑張りました。
授業にボランティア活動などたくさんやることがあり少し大変でしたが8月も無事終わりました。ボランティアでは担当していた大人のクラスが8月末で終了しました。最後にはテストがあり次のセメスターからのクラスが決まる大切なテストでしたがほとんどの生徒さんが上のクラスに上がることができ私も自分のことのように嬉しかったです。
初めてボランティアに行った時はひらがなの読み方もわからなく全ての授業が英語で行われていましたが簡単な漢字を書いて日本語を少しずつ話せるようになっていく生徒さんを見て私がここでサポートしていたことが少しでも役に立っていたのかなと思うことができ嬉しかったです。中には英語のネイティブスピーカーではなくロシアやウクライナからの移民でカナダに在住されている生徒さんもおり日本語は3つめに勉強する言語なんだとおっしゃっていて驚きました。日本にいると日本語しか話さない人が大半なので世界にはこんなにたくさんの言語が話せる人がいるのだと私もまだまだ頑張らなければいけないと改めて感じました。
◆歯科衛生士を目指している人へ、見学・説明は毎日実施。
イベント申込はコチラ
◆すべての人を、医療人へ。
大阪医専には、あなたをゼロから医療人にする、100の約束があります。
国家資格合格、就職はもちろん、大卒以上の給与保証まで、
100の約束は、資格の先にある、あなたの未来まで約束する私たちの教育に対する自信の証です。
他の学校には真似できない100の約束で、ひとり1人の医療の夢をかなえます。
100の約束はコチラ