看護専門学校への進学を考えるとき「総額でいくら必要なのか」と不安に感じていませんか。
看護専門学校の学費は公立で80〜150万円、私立で250〜430万円が目安ですが、奨学金や免除制度を活用すれば、経済的な負担を抑えながら進学が可能です。
本記事では、公立・私立の学費の違いや大学・短大との比較、利用できる支援制度などを解説します。
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看護専門学校の学費の総額

看護専門学校の学費は、公立か私立かによって異なります。進学先を選ぶ前に、3年間でかかる費用の全体像を把握しておきましょう。
公立看護専門学校の3年間の学費
公立看護専門学校の3年間の学費総額は、80〜150万円が目安です。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 入学金 | 1〜10万円 |
| 年間授業料 | 30〜80万円 |
| 教材費・実習費など | 24〜70万円 |
| 3年間の総額 | 80〜150万円 |
公立が費用を抑えられる理由は、都道府県や市区町村が設置・運営しており、税金によって運営費が補われているためです。
ただし、表内の「教材費・実習費」はユニフォーム代なども含め、学校によって金額が異なります。また、公立は自治体が設置するため私立と比べて学校数が少なく、居住地によっては通学が難しいケースもあります。
授業料以外の費用も含めた総額で資金計画を立てておきましょう。
私立看護専門学校の3年間の学費
私立看護専門学校の3年間の学費総額は、250〜430万円が目安です。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 入学金 | 10〜30万円 |
| 年間授業料 | 150〜300万円 |
| 教材費・実習費など | 20〜90万円 |
| 3年間の総額 | 250〜430万円 |
公立と比べて費用が高くなる理由は、施設・設備の整備や教員の人件費など、運営コストを学費でまかなう必要があるためです。
なお、病院が設置・運営する「病院附属の専門学校」では、学費が抑えられているケースもあります。進学先を選ぶ際は、授業料だけで判断せず、入学金や諸費用を含めた総額を募集要項で確認することが大切です。
公立と私立の看護専門学校の学費相場を比較
公立と私立では、3年間の学費総額に200〜300万円の差が生じるケースがあります。
| 項目 | 公立 | 私立 |
|---|---|---|
| 入学金 | 1〜10万円 | 10〜30万円 |
| 授業料(総額) | 30〜80万円 | 150〜300万円 |
| 教材費・実習費など | 24〜70万円 | 20〜90万円 |
| 3年間の総額目安 | 80〜150万円 | 250〜430万円 |
公立は学費の面で魅力的ですが、倍率が高く、地域によって選べる学校が限られます。私立は学校数が多く、立地や教育内容、設備の充実度なども選択の判断材料です。
看護専門学校と看護大学・短大の学費の違い

看護師を目指す場合、専門学校だけでなく大学や短大などの進路もあります。それぞれの学費の目安を確認しましょう。
専門学校と大学の学費の違い
看護専門学校と看護大学では、学費の違いは以下のとおりです。
| 項目 | 看護専門学校 | 看護大学 |
|---|---|---|
| 修業年限 | 3年 | 4年 |
| 総額の目安(国公立) | 80〜150万円 | 280万円 |
| 総額の目安(私立) | 250〜430万円 | 550〜650万円 |
私立同士で比べると、専門学校より大学のほうが200万〜400万円ほど高くなる傾向です。
ただし、大学卒の看護師は専門学校卒と比べて初任給が年間8〜10万円高くなる場合もあります。学費の差額だけで判断せず、卒業後のキャリアも踏まえて進路を選ぶことで、後悔のない選択につながります。
参考:2024年 病院看護実態調査 報告書|公益社団法人日本看護協会
専門学校と短大の学費の違い
看護系の短大は3年制が主流で、修業年限は専門学校と同じです。学費の違いは以下のとおりです。
| 項目 | 看護専門学校 | 看護短大 |
|---|---|---|
| 修業年限 | 3年 | 3年 |
| 総額の目安(国公立) | 80〜150万円 | ※該当なし |
| 総額の目安(私立) | 250〜430万円 | 300〜370万円 |
同じ3年間でも、私立の場合は専門学校のほうが学費の幅が広く、学校によっては短大より高くなるケースもあります。
また、教育内容にも違いがあります。短大は看護専門科目に加えて一般教養科目も履修するカリキュラムが組まれている点が特徴です。
なお、専門学校でも卒業後に4年制大学の3年次へ編入することは可能です。短大は「短期大学士」の学位が付与されるため、編入制度が比較的整っている傾向があります。編入には一定の条件や選考があるため、事前に確認しておきましょう。
学費の費用負担を軽減する方法
看護師になるには、まとまった学費がかかります。ここでは、学費の負担を軽減する方法をご紹介します。
奨学金制度を活用する
学費をできるだけ抑えたい方は、奨学金制度の活用もひとつの手段です。代表的な奨学金制度は以下のとおりです。
| 種類 | 概要 |
|---|---|
| 日本学生支援機構(JASSO) | ・貸与型(返済あり)と給付型(返済不要)の2種類ある ・世帯収入や学業成績などの要件を満たした学生が対象になる |
| 学校独自の奨学金 | ・授業料の一部減免や無利子貸与など、学校によって内容が異なる ・成績だけでなく経済状況を基準にした制度もある |
| 地方自治体の奨学金 | ・都道府県や市区町村が実施している ・卒業後に特定の医療機関で一定期間勤務すると、返済免除になるケースもある |
| 病院奨学金(看護奨学金) | ・在学中に病院から毎月一定額(月額5〜7万円程度)の貸与を受けられる ・卒業後に定められた期間勤務すると返済が免除される |
参考:教育訓練給付金のご案内|厚生労働省
参考:神栖市看護師修学資金|神栖市
参考:意外と知らない!?看護奨学金のアレコレ|看護師になろう
さらに大学や自治体の奨学金制度も活用できるため、事前に確認しておきましょう。
学費免除制度を活用する
学費の負担を抑えるうえで、学校が実施する授業料減免制度も選択肢の一つです。代表的な制度として、国が実施する「高等教育の修学支援新制度」があります。
この制度では、日本学生支援機構による給付型奨学金の支給に加え、各学校で授業料・入学金の免除または減額が実施されます。世帯収入や資産などの要件を満たした学生が対象となり、学費と生活費の両面で支援を受けられる点が特徴です。
支援額は世帯収入や、自宅通学か一人暮らしかといった条件によって異なります。
また、学校によっては独自の授業料減免制度を設けているケースもあります。生活保護世帯や住民税非課税世帯などを対象に、授業料の全額または一部を免除する制度です。
利用できる制度は学校によって異なるため、出願前に各校の募集要項や公式サイトで対象条件を確認しておきましょう。
学費が安い進学先を選ぶ
進学先の種類によって学費は異なるため、費用を抑えたい場合は学校選びの段階から意識することが大切です。進学先別の学費目安は以下のとおりです。
| 進学先 | 修業年限 | 総額の目安(私立) | 総額の目安(国公立) |
|---|---|---|---|
| 看護専門学校 | 3年 | 250〜430万円 | 80〜150万円 |
| 看護短大 | 3年 | 300〜370万円 | 該当なし |
| 看護大学 | 4年 | 550〜650万円 | 280万円 |
費用を優先するなら、国公立の専門学校が負担を抑えられます。ただし、専門学校は学校によって費用の幅が広いため、進学先を絞る際は各校の募集要項で学費内容を確認しましょう。
奨学金を利用する際の注意点

奨学金を利用する際は、事前に押さえておくべきポイントがあります。特に、入学前と在学中では注意点が異なるため、それぞれの違いを理解しておくことが大切です。主な注意点は以下のとおりです。
| 区分 | 注意点 |
|---|---|
| 入学前 | ・所得、資産証明の提出が必要 ・初年度の入学金や授業料は自己負担となる場合が多い |
| 在学中 | ・留年や休学で支給対象外になる場合がある ・アルバイト収入により支給額が減る可能性がある |
多くの奨学金では、申請時に所得・資産証明の提出が必要です。また、支給は入学後のため、初年度の費用は自己負担となるケースが一般的です。さらに、在学中は留年や休学、収入状況によって支給に影響が出る場合があります。
また、奨学金制度は「給付型」と「貸与型」の2種類に分類されます。
| 給付型 | ・要件を満たした学生が受け取れる返済不要の奨学金 ・給付型を受けるには収入状況や学業成績など一定の条件がある |
| 貸与型 | ・毎月一定の奨学金が貸与され卒業後に返還が必要 ・無利子の第一種奨学金と利子の付く第二種奨学金がある |
貸与型の奨学金は、卒業したあとに毎月決まった額の返済が必要です。結婚や出産、病気、介護などで生活環境が変わった場合でも返済義務は継続します。
返済が滞ると、一部のローンの利用やクレジットカードの発行が制限される可能性があります。計画的な返済ができるように前もって準備しておくことが大切です。
看護専門学校の学費についてよくある質問
看護専門学校の学費に関するよくある質問とその回答をまとめました。
看護専門学校の平均的な学費はいくらですか?
私立看護専門学校の3年間の学費総額は、250〜430万円が目安です。公立の場合は80〜150万円と、私立と比べて大幅に抑えられます。
いずれも授業料・入学金・実習費や教材費などを含んだ金額です。詳細は学校ごとに異なるため、各校の募集要項で総額を確認しておきましょう。
学費が安い看護専門学校の特徴はありますか?
看護専門学校のなかでも、学費が安い傾向にあるのは、都道府県や市区町村が運営する公立校です。
公立校は税金で運営費がまかなわれているため、授業料が総額30〜80万円に抑えられています。また、病院が設置・運営する附属の専門学校も、私立の一般校より学費が低いケースがあります。ただし、公立校は設置数が限られているため、入試の倍率が高い傾向です。
学費と入試難易度のバランスを踏まえながら、自分に合った学校選びを進めていきましょう。
主婦でもお金がない状態から看護学校に通えますか?
経済的な余裕がない状態でも看護学校への進学は可能です。特に、子育てや仕事と両立しながら学び直しを目指す方にとっても、活用できる支援制度が複数あります。以下の制度を活用し、自己負担を減らしましょう。
| 制度名 | 概要 |
|---|---|
| 日本学生支援機構の奨学金 | 給付型(返済不要)と貸与型があり、世帯収入などの要件を満たせば利用できる |
| 専門実践教育訓練給付金 | 雇用保険の加入期間が2年以上ある方が対象で、受講費用の最大80%(年間上限64万円)が支給される |
| 病院奨学金 | 在学中に病院から毎月一定額の貸与を受け、卒業後に一定期間勤務すると返済が免除される |
参考:教育訓練給付金のご案内|厚生労働省
参考:看護奨学金制度(病院奨学金)とは|看護師になろう
看護学校は、実習が増える時期になるとパート・アルバイトとの両立が難しくなる場合があります。在学中の生活費も含めて、入学前に資金計画を考えておきましょう。
まとめ
看護専門学校の学費は、公立で80〜150万円、私立で250〜430万円が3年間の総額目安です。
奨学金制度や病院奨学金、学費免除制度を組み合わせれば、経済的な負担を減らしながら進学できます。各制度には条件があるため、入学前に募集要項や各機関の情報を確認しておくと、資金計画が立てやすくなります。
学費や支援制度を踏まえて進学先を選び、看護師への道を進んでいきましょう。
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