はり師として医療現場で活躍するには、大学や専門学校などの養成施設で専門知識と技術を身につけ、国家試験に合格する必要があります。
本記事では、東京ではり師になる方法と専門学校選びのポイントを解説します。東京で学べる専門学校もあわせてご紹介しますので、はり師を目指したいと検討している方はぜひ参考にしてください。
この記事でおすすめするはり師の専門学校は、下記リンクからご覧いただけます。
東京で 「はり師」というキャリアを選ぶあなたへ
はり師は東洋医学に基づく鍼治療をおこなえる国家資格であり、幅広い分野で活躍することができます。はり師を将来のキャリアにしたいなら、どのような分野で活躍できるかを把握しておくと役に立つでしょう。
鍼(はり)による治療をおこなう国家資格「はり師」
はり師とは、鍼(はり)を用いて施術をおこなう国家資格です。厚生労働省認可の養成施設で所定の学習過程を終了し、国家試験を受けなければなりません。国家試験に合格すると、はり師を名乗ることができ鍼を使った施術をおこなえます。
はり師は、きゅう師の国家資格とあわせて取得するケースが多く、専門学校でも鍼灸科として、はり師ときゅう師の両方に対応する学科を設置しているのが一般的です。
>鍼灸師・はり師になるには?目指せる学校の種類と将来性を解説
医療・美容・スポーツ・福祉と活躍フィールドが広がっている
はり師が活躍できる分野は医療だけでなく、美容やリハビリテーション・スポーツ・福祉・介護など多岐にわたります。
就職先も幅広く、以下のような施設で活躍が期待されています。
- 鍼灸院・接骨院
- 病院・クリニック
- 美容サロン
- スポーツ施設
- 介護施設
- リハビリテーション施設
経験を積めば独立・開業の道も開けるため、将来の目標や自分の生活スタイルに合わせて柔軟な働き方を選択できるでしょう。
「はり師」ってどんな仕事?必要な知識と技術とは
はり師は、専門的な知識と技術を駆使して人々の健康を支える仕事です。ここでは、はり師の仕事内容と求められる知識や技術を解説します。
東洋医学に基づく鍼治療で、心身の不調を整える専門職
はり師は東洋医学に基づく鍼治療をおこない、心身の調子を整える専門職です。身体のツボを鍼で刺激することで、痛みの軽減や自然治癒力の向上をうながし、症状の緩和や治療・予防をおこないます。
西洋医学のように手術や薬品を使わず、副作用が少ないことで知られており、子どもから高齢者まで幅広い年代でおこなえる治療法です。海外でも人気があり、保険診療できる地域もあります。
解剖学・生理学などの医学的知識と、繊細な技術の両方が必要
はり師は医療従事者として身体の不調を回復させる仕事であるため、専門知識と確かな技術が必要です。
具体的に習得する知識は、主に以下のような分野です。
- 東洋医学の知識
- 解剖学
- 生理学
- 公衆衛生学
- 病理学
- 臨床・リハビリテーションに関する知識
また、細い鍼で全身のツボや筋肉に刺激を与えて不調を整えるため、繊細で高度な技術が求められます。
美容鍼・スポーツコンディショニングなど現代ニーズに対応
はり師が持つ、ツボを刺激して身体の調子を整える技術は、現代社会が求める多様なニーズにも応用されています。
例えば、美容分野では「美容鍼」が注目されています。血行を促進することで肌トラブルの改善を目指すものです。
スポーツ分野においても、酷使する部位の疲労回復やケガの予防・故障の治療などをおこなう「スポーツコンディショニング」として専門性が活かされています。
はり師は人々の多様なニーズに応えることで活躍の場を広げており、その可能性はますます広がっていくでしょう。
国家資格「はり師」を取得するためのルート
はり師として働くには、専門学校などの養成施設を卒業し国家資格である「はり師」に合格しなければなりません。ここでは、はり師になるまでのルートを解説します。
厚生労働省認可の養成施設(専門学校)で3年以上の学習
はり師になるには、厚生労働省認可の養成施設で3年以上学習し、所定のカリキュラムを修了する必要があります。養成施設としては専門学校が多く、通常3年間の学習過程を修了すると受験資格が得られます。
養成施設には大学もありますが学習期間が4年間となるため、短期間で集中して学習しはり師になりたい方には専門学校がおすすめです。
>鍼灸師(はり師)の専門学校には何年通う?国家試験や活躍の場について
卒業後に国家試験を受験 → 合格で「はり師」資格取得
養成施設で所定のカリキュラムを終了すると、はり師の国家試験の受験資格が得られます。国家試験で出題されるのは解剖学や生理学など、はり師に必要な幅広い専門知識の理解を確認する問題です。
試験に無事合格するとはり師として働く資格を取得でき、プロフェッショナルとしてのキャリアがスタートします。
首都医校では昼間部・夜間部から選べる柔軟な学習スタイル
首都医校の授業は昼間部と夜間部の2部制になっており、自分の生活スタイルに合わせて選択できます。
学びやすい環境で、国家試験合格に必要な専門知識と実践技術を効率的に身につけられるのが特徴です。
東京のはり師専門学校選びの5つのポイント

東京には、はり師を目指せる専門学校が複数あります。納得のいく学校選びをするために、押さえておきたいポイントをご紹介します。
実技と知識のバランスがとれたカリキュラムになっている?
専門学校を選ぶ際は、実技と知識がバランスよく習得できるカリキュラムを提供しているかを確認しましょう。
はり師として現場で活躍するためには、専門知識と確かな技術の両方が不可欠です。どちらか一方に偏っていては、即戦力として十分に通用しない可能性があります。
例えば、首都医校では独自の「4ステップ教育システム」により、基礎から臨床まで段階的に学べます。鍼灸院・整形外科・開業などの現場経験が豊富な講師陣による、専門性の高い実践的な授業も魅力のひとつです。
また、付属治療院で臨床実習をおこなうことで在学中から豊富な実技経験を積み、現場で活きる力をしっかり養える環境が整っています。
国家試験の合格実績は?
専門学校を選ぶうえで、国家試験の合格実績は必ず確認すべきポイントです。
はり師として働くには国家試験に合格しなければなりません。合格実績の多い専門学校は、試験に向けた効果的な指導やサポート体制が整っている可能性が高く、安心して学べます。
例えば首都医校では、教員による少人数サポート・模試の徹底で全国平均を超える合格率を維持しています。試験対策を指導するのは、実績と経験のある専門家です。
さらに、万が一不合格となった場合には「国家資格合格保証制度」により、卒業後2年間の学費が補償されます。この制度により、経済的な不安を減らして試験勉強に集中できるでしょう。
チーム医療や多職種連携に対応できる?
専門学校を選ぶ際は、チーム医療や他職種連携に対応した教育をおこなっているかも大切なポイントです。
医療現場では医師や看護師・理学療法士など、さまざまな職種の専門家が連携して患者の治療にあたるチーム医療が主流となっています。医療の進歩により治療が複雑になり、患者に関わるさまざまな専門家が意見交換することが重要になったためです。
そのため、首都医校では柔道整復・看護・臨床救急・リハビリなど、他学科と連携した「チーム医療教育プログラム」を導入しています。学科を超えた授業を通じて、実践的な連携力が身につく教育をおこなっています。
就職サポート体制は整っている?
就職をサポートする体制が整っていることも、専門学校選びでは大切です。
はり師は専門性の高い職業であるうえに、活躍できる分野も幅広いのが特徴です。そのため、求人情報や就職試験対策などを学校からサポートしてもらうことで、スムーズに就職活動を進められるでしょう。
また、東京の専門学校では鍼灸院や整形外科・リハビリセンターなどとつながりが強い学校も多く、就職に有利になる可能性もあります。
首都医校ではキャリア支援部門が各校に常設され、就職ガイダンスや個別面談・求人紹介まで一貫して対応しています。さらに「完全就職保証制度」を導入しており、万が一卒業時に就職できなくても安心して就職活動を継続できるのも魅力です。
通いやすさや生活スタイルに合っている?
通いやすさや生活スタイルに合っているかどうかは、専門学校選びで見逃せないポイントです。専門学校は卒業するまで長ければ4年間通うことになるため、学校の立地や授業の時間帯が自分の生活に合っていないと通い続けることが負担になる可能性があります。
特に、社会人として働きながら学びたい場合には、生活スタイルに合っている専門学校を選ぶことで無理なく学習を続けられるでしょう。
首都医校は駅近にあり、通学の便がよい立地にあります。また、授業は昼間と夜間のクラスがあり、学生はもちろん働きながら学びたい社会人にも配慮されたスケジュールになっています。
資格取得後のキャリアと首都医校卒業生の活躍
はり師の資格を取得すれば、医療・美容・スポーツ・福祉など多様な分野で活躍のチャンスがあります。独立開業や副業・海外での活躍など、働き方も多彩です。
ここでは、はり師の主なキャリアパスと首都医校卒業生の活躍事例をご紹介します。
首都医校では、開業支援や実務研修もフォロー
首都医校では鍼灸院や医療機関などへの就業サポートに加え、開業支援にも力を入れています。
卒業後も実習室を利用できるほか、最新の症例に関する研修会に参加する機会があり、生涯にわたり学び・成長できる環境が整っています。
また、転職やキャリアアップに向けた就業指導もおこなっており、卒業後も気軽に相談できるサポート体制が整っているのも大きな魅力です。
卒業生の多くが、全国各地で開業・活躍中
首都医校の卒業生の多くが、全国各地の医療の現場で幅広く活躍しています。夢をかなえ現場で活躍する卒業生の姿を知ると、具体的な目標がはっきりし、将来の自分の姿をイメージしやすくなるでしょう。
首都医校を卒業して活躍する卒業生の声をご紹介します。

鍼灸+美容で「5歳若返り」の実現を目指す。
西嶋 沙央里さん/本町もりわき骨盤鍼灸整骨院/はり師・きゅう師/2017年卒

資格と就職の保証制度が入学の決め手。さらに技術を高めていきたい。
塚本 修平さん/はせがわ整形外科・鍼灸院ファースト/はり師・きゅう師/2014年卒
はり師を目指すなら、教育・環境・支援が揃った首都医校へ
国家資格であるはり師になるには、専門学校などの養成施設を卒業して国家試験に合格する必要があります。
はり師は東洋医学や解剖学などの専門知識と確かな技術が求められる職業です。そのため、体系的かつ効率的に学べる環境で学習することが大切です。
首都医校では国家試験対策だけでなく、卒業後に現場で活躍できる人材を育成するカリキュラムが提供されています。経験豊富な専門家から深い知識を学び、実務に即した演習で実践的な技術を習得できる環境です。国家試験対策や就職支援サポートも充実しています。
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