この記事でわかること3点まとめ
- 医療職は、景気に左右されない安定した需要があり、これまでの経験が活かせる仕事
- 社会人が医療職を目指すなら、専門学校で学ぶのがおすすめ
- 夜間部や学費支援制度の有無などを確認して専門学校を選ぶべき
医療の仕事に興味があるものの、社会人として働きながら目指すのは難しいと感じている方も多いのではないでしょうか。実は、社会人からでも挑戦できる医療職は多くあり、専門学校で知識とスキルを学べば転職できます。
この記事では、社会人が目指しやすい医療職の職種、専門学校が社会人におすすめな理由を解説します。専門学校の選び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事でおすすめする医療専門学校の詳細は、下記リンクからご覧いただけます。
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なぜ今、社会人が医療職を目指すべきなのか?

まず興味があるなら、社会人からでも医療職を目指すべき理由を解説します。
専門性とやりがいのある仕事
医療の現場で活躍するさまざまな職種には、それぞれ独自の専門性があり、患者さんの回復をサポートするうえで重要な役割を担っています。ときには、複数の専門職がチームを作り、協力して患者さんの回復をサポートします。
医療は、単に治療を行うだけの仕事ではありません。患者さんの心身に寄り添い、人生を支えるやりがいのある仕事です。回復した喜びを患者さんやご家族と分かち合い、感謝されることもあるでしょう。人の命に関わる責任感が大きなモチベーションになります。
以下の記事では、医療に関わる仕事一覧や仕事内容を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
医療に関わる仕事一覧|分類ごとに各医療職の仕事内容を紹介
病院で働く仕事一覧|医師から患者のサポートをする仕事まで全職種ガイド
景気に左右されない安定した需要
近年、超高齢社会が進むなかで、医療・福祉分野の需要は増加の一途をたどっています。医療の専門職は社会に欠かせない存在であり、専門性の高さから景気に左右されにくいのが大きな魅力です。
実際に、厚生労働省の「職業安定業務統計」によると、介護分野の有効求人倍率は、全職業の平均が1.0倍前後であるのに対し、約3.5倍(令和6年時点)と非常に高水準にあります。このデータからも、医療・福祉の専門職は、今後も安定した雇用が見込まれる将来性のある仕事であることがわかります。
参照:一般職業紹介状況(令和7年3月分及び令和6年度分)について|厚生労働省
これまでの経験が大きな強みに
社会人としての経験は、医療の現場でも活かせます。営業やサービス業で培ったコミュニケーション能力は、患者さんやご家族と信頼関係を築き、痛みや不安を汲み取るのに役立ちます。
また、企業でのマネジメント経験はチーム医療でリーダーシップを発揮し、連携を円滑に進めるうえで大きな強みになるでしょう。
社会人から目指しやすい医療職の例
ここでは、社会人から目指しやすい医療職をご紹介します。
看護師

看護師は、医師の診療を補助するだけでなく、患者さんの療養生活をトータルで支える役割を担います。具体的には、注射や点滴、体温・血圧測定といった医療処置に加え、患者さんやご家族の精神的なケアや生活指導を行います。
医療現場の中心的存在として需要が高く、病院だけでなく訪問看護や介護施設など、全国どこでも安定して働けます。
看護師になるには?流れや大学と短大の違い、求められる能力を解説
理学療法士・作業療法士

リハビリテーションの専門職である理学療法士と作業療法士は、患者さんの心身の回復をサポートします。
- 理学療法士(PT):病気や怪我で身体の動きに制限がある方に対し、運動療法(筋力トレーニング、ストレッチなど)や物理療法(温熱、電気など)を用いて、基本的な身体機能(立つ、歩くなど)の回復・維持・向上を図ります。
- 作業療法士(OT):身体や精神に障害がある方に対し、食事や入浴、家事といった日常生活に必要な「作業」を通じて、心身機能の回復や社会適応を目指した訓練・指導・援助を行います。
どちらも、患者さんの「できなかったことができるようになる」瞬間に立ち会える、やりがいのある仕事です。
理学療法士になるには?目指せる学校の種類と求められるスキル
作業療法士になるには?目指せる学校の種類や向いている人を解説!
臨床工学技士

臨床工学技士は、人工呼吸器や人工心肺、人工透析装置など生命維持管理装置の操作や、保守点検をおこなう医療機器のスペシャリストです。
現代医療に不可欠な高度な医療機器が安全に、そして最大限に機能するよう、医師や看護師と連携しながら、機器のトータルケアを担当します。機械や工学の知識・技術を人の命を救うために活かしたい方に最適な職種です。
臨床工学技士の専門学校は1年で卒業できる?学費や学校の選び方を解説!
歯科衛生士

歯科衛生士は、虫歯や歯周病などの予防処置(歯石除去、フッ素塗布)、歯科医師の診療補助、そして患者さんへの歯科保健指導(歯磨き指導、食生活アドバイス)を行う専門職です。
口腔ケアが全身の健康維持に直結するという意識が広がる中、予防歯科のニーズが高まっており、今後も活躍の場が広がる将来性の高い職種といえるでしょう。
歯科衛生士になるには?目指せる学校や資格・国家試験や仕事内容について解説!
国家資格・公的資格・民間資格の違い

医療職には資格が必須の職種もあります。ここでは、国家資格・公的資格・民間資格の違いを詳しく解説します。
国家資格
国家資格とは、国が定めた法律に基づき、特定の業務に従事できることを認める資格です。法律に裏付けられているため、社会的な信頼性が非常に高いのが特徴です。
医療分野の国家資格には、看護師、理学療法士、臨床工学技士、歯科衛生士などが該当します。これらの資格を取得するには、国が指定する専門学校や大学で学び、国家試験に合格する必要があります。
公的資格
公的資格とは、地方自治体やそれに準ずる機関が認定する資格です。法律の裏付けがないため国家資格ほどの強い拘束力はありませんが、一定の信頼性があります。
例えば、准看護師がその一例です。
民間資格
民間資格は、民間の団体や企業が独自に認定・発行する資格です。種類や内容は多岐にわたり、特定のスキルや知識を証明するために活用されます。
例えば、医療事務や医療事務管理士などは、医療現場で役立つ知名度の高い民間資格として知られています。
社会人が学ぶなら医療専門学校が最適な理由

社会人が医療職を目指すなら、医療専門学校で学ぶのがおすすめです。ここでは、その理由を解説します。
目的別の学びで最短でプロを目指せる
専門学校には、職種ごとに必要な知識やスキルを効率よく学べるカリキュラムがあります。
忙しい社会人でも無理なく専門性を身につけられるので、短期間で実力を磨き、早く現場で活躍したい方に最適です。
充実した実習環境と実践的な学び
医療職を目指すなら、在学中から現場に近い経験を積んでおくことが大切です。専門学校では、病院や施設での実習や最新の医療機器を使った実技演習など実践的な学習の場が豊富に用意されています。
現場でしか体験できないチーム医療や機器操作を学べるのは、即戦力を目指す社会人にとって大きなメリットになるでしょう。
社会人に特化した就職サポート
専門学校では、社会人が安心して就職活動に取り組めるよう、サポート体制が整っています。
履歴書や職務経歴書の添削、面接対策などの選考対策に加え、独自のネットワークを活かした病院・施設の求人紹介も受けられます。
東京の医療専門学校を選ぶメリットとは?学費や支援制度と卒業後の進路について
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社会人が医療専門学校を選ぶ際のチェックポイント

社会人が医療専門学校を選ぶ際のチェックポイントを解説していきます。
夜間部や学費支援制度の有無
専門学校には、働きながら学びたい方に向けて、夜間部やフレックス制度を設けている学校もあります。これらは、現在の仕事を続けながら通学しやすいため、社会人にとって大きなメリットです。
また、教育訓練給付金制度の対象校を選べば、学費の支援制度を利用できます。教育訓練給付金制度は、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受けた場合に、一定の条件を満たすと受講料の一部を受け取れる制度です。働きながら学ぶことに不安を感じている方でも、専門学校ならではの制度を利用すれば安心して通学できるでしょう。
卒業生の就職実績
医療専門学校を選ぶときは、卒業生の就職実績も重要なポイントです。就職率の高さはもちろん、自分が目指す医療職の実績が豊富な専門学校を選ぶことが大切です。
病院やクリニック、介護施設など具体的な就職先を把握しておくと、卒業後の進路を検討する際に明確なイメージを持てるでしょう。
講師陣は現役の医療従事者か
専門学校の特徴の一つに、プロからの直接指導があります。講師陣が現役の医療従事者であれば、リアルな知識や医療現場の動向を学べます。
業界の第一線で活躍するプロから指導を受けられることは、在学中に実践的なスキルや知識を学ぶうえで貴重な体験となるでしょう。
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医療職を目指す社会人からよくある質問
ここでは、医療職を目指す社会人が疑問に感じやすい、よくある質問をご紹介します。
文系出身で医療知識がなくても大丈夫ですか?
医療知識がなくてもまったく問題ありません。多くの専門学校では、医療知識がない学生を前提としてカリキュラムが組まれています。文系出身でも基礎から丁寧に学べるので、安心して学習を進められます。
何歳までなら医療職に転職できますか?
医療職に年齢制限はなく、何歳からでも挑戦できます。大切なのは年齢ではなく、知識と熱意です。知識は専門学校で学べるので、熱意を持って学習に取り組めば、年齢に関係なく医療職に転職できるでしょう。
独学で国家資格は取れますか?
医療系の国家資格は、指定された養成校でカリキュラムを修了することが法律で義務付けられています。そのため、独学での取得は制度上認められていません。
まとめ
医療職は、社会人からでも十分に目指せる仕事です。時間の制約がある社会人でも、専門学校でしっかり学べば効率よくスキルを身につけ、資格取得を通じて医療の仕事に就くことが可能です。
まずは興味のある職種を調べ、自分に合った医療専門学校を見つけましょう。
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医療に関わる仕事で活躍したいなら、専門職に特化した知識を学び、最新機器を使った実習中心のカリキュラムを受けられる専門学校がおすすめです。首都医校・大阪医専・名古屋医専では、最先端の医療機器と質の高い授業を備えており、卒業後は即戦力として活躍できます。
また、「国家資格合格保証制度」や「完全就職保証制度」など、独自のサポートも特徴です。
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