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社会人から鍼灸・はり師へ!専門学校で資格取得を目指すメリットと支援制度について

この記事でわかること3点まとめ

  • 鍼灸・はり師は、これまでの社会人経験が大きな強みになる仕事
  • 鍼灸・はり師の専門学校には、昼間部と夜間部がある
  • 社会人が鍼灸・はり師を目指すには、時間管理や周囲の協力が不可欠

社会人から鍼灸・はり師の資格取得を目指す際、「働きながらでも取得するメリットはあるか」「学費はどのくらい必要なのか」といった疑問や不安を感じる方もいるでしょう。

この記事では、社会人から鍼灸・はり師を目指す魅力や、働きながら学習を進めるための専門学校の選び方、利用できる支援制度を詳しく解説します。あなたの新しいキャリアへの一歩を応援します。

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社会人から鍼灸・はり師を目指すのがおすすめの理由

はり治療

ここでは、社会人が鍼灸・はり師を目指す3つの魅力をご紹介します。

東洋医学の専門家として人を癒すやりがいがある

鍼灸・はり師の仕事は、患者さんの身体の痛みや不調を和らげるだけでなく、心に寄り添い、健康な生活をサポートすることです。

施術を通じて患者さんの笑顔が見られたり、感謝の言葉を受け取れたりすることは、この仕事の大きなやりがいといえるでしょう。

これまでの社会人経験が大きな強みになる

社会人経験で培った営業・接客のスキルや、家庭での子育てや介護などで身につけたコミュニケーション能力・共感力は、鍼灸・はり師として働く上で大きな強みになります。

これらの経験は、患者さんと信頼関係を築き、一人ひとりに丁寧に向き合う際に役立ちます。

独立開業も可能なキャリアパスの広さがある

鍼灸・はり師は、資格取得後に病院や鍼灸院、介護施設での勤務に加え、自身の鍼灸院を開業することも可能です。

勤務先や勤務時間を柔軟に選べるため、ライフステージの変化に合わせて働き方を調整しながら、自身のペースで長く働き続けられる職業であるといえるでしょう。

働きながら鍼灸・はり師を目指す!専門学校の選び方と学習方法

外を見る女性

自身のライフスタイルや目標に合わせて、最適な学習環境を選ぶことが、資格取得への近道です。専門学校の選び方と学習方法について解説します。

昼間部・夜間部のメリット・デメリットを比較

鍼灸・はり師の専門学校には、主に昼間部と夜間部があります。一般的に、働きながら学びたい方には夜間部が適しています。一方で、昼間部は日中にまとまった時間を学習に充てられるため、学業に集中して取り組みたい方に向いているでしょう。

例えば、首都医校の鍼灸学科を例に挙げると、昼間部と夜間部では以下のような違いがあります。

【首都医校の3年制鍼灸学科】

昼間部夜間部
授業時間10:45~14:3018:00~21:10
1年次の学費目安1,600,000円~1,150,000円~
鍼灸学科

学ぶ期間自体に差はありませんが、授業時間や学費に違いがあります。

通信制で学ぶことはできる?

鍼灸・はり師の資格取得には、国が定めた座学や実技のカリキュラムを修了する必要があります。そのため、通信制のみで資格取得はできません。

しかし、専門学校によっては、座学の一部をオンラインで提供するなど、忙しい人でも学びやすい仕組みを取り入れている場合もあります。学校を選ぶ際には、カリキュラムの内容や学習サポート体制をよく確認しましょう。

主婦(主夫)におすすめの専門学校の選び方

育児や家事と両立しながら鍼灸・はり師を目指したい主婦(主夫)の方には、夜間部のある学校や、学習サポートが充実している専門学校がおすすめです。夜間部なら、日中の時間を家事や育児に充てながら無理なく学習を進められるでしょう。

また、同じような境遇の仲間がいる環境は、互いに励まし合い、モチベーションを維持する大きな助けになります。学校選びの際には、学習サポート体制や、学生の年齢層なども確認しておくと安心です。

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専門学校の学費と利用できる支援制度

奨学金

鍼灸・はり師の専門学校の学費は決して安価ではありませんが、さまざまな支援制度を活用することで、経済的な負担を軽減できる可能性があります。

学費の目安と内訳

首都医校の3年制鍼灸学科を例に、学費の目安と内訳を紹介します。

初年度の総額の目安は、昼間部が167〜169万円、夜間部が121〜123万円です。3年間の合計は、昼間部で456~471万円、夜間部で349~364万円になります。

【首都医校の3年制鍼灸学科・初年度の学費内訳】

内訳昼間部夜間部
入学金300,000円150,000円
授業料970,000円780,000円
教育充実費180,000円90,000円
施設・設備維持費150,000円130,000円
学外実習費5,000~10,000円5,000~10,000円
教材費・教科書代65,000~80,000円60,000~75,000円
初年度合計1,670,000~1,690,000円1,215,000~1,235,000円
募集学科・出願資格・学費

※2025年時点の情報となりますので、最新情報は必ず各校の公式サイトでご確認ください。

教育訓練給付金制度

教育訓練給付金制度は、働く人のスキルアップや再就職を支援するため、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講・修了した場合、費用の一部が支給される制度です。

鍼灸・はり師の専門学校でも、この制度の対象に指定されている学校があります。学費の経済的な負担を大きく軽減できる可能性があるため、ご自身の受給資格を確認してみることをおすすめします。

参照:教育訓練給付金|厚生労働省

多様な奨学金制度

学費のサポートとして、さまざまな奨学金制度が利用できます。代表的なものに、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の奨学金があります。学力や家計の状況に応じて利用できる制度です。その他にも、地方自治体や民間団体、各専門学校が独自に設けている奨学金制度もあります。

参照:貸与奨学金(返済必要)|日本学生支援機構
参照:給付奨学金(返済不要)|日本学生支援機構

なお、首都医校では学費サポートが充実しており、返還不要の奨学金や、特別提携病院・施設から支給される奨学金などがあります。

奨学金・学費サポート

社会人として働きながら鍼灸・はり師を目指す際のポイント

パソコンをする人

社会人が鍼灸・はり師を目指すには、時間管理や周囲の協力が不可欠です。ここでは、資格取得に向けたポイントを紹介します。

効率的な学習スケジュールを立てる

働きながら資格取得を目指すには、効率的で継続可能な学習スケジュールを立てることが大切です。仕事の休憩や通勤時間を活用し予習・復習を進めたり、週の始めに予定を立てて勉強時間をあらかじめ確保したりするなどの工夫をしましょう。

また、日々のタスクを可視化し、学習の優先順位を決めて取り組むことも、効率的な学習につながります。

家族や職場への相談・理解を得る

仕事と学業を両立させるには、周囲の理解と協力が不可欠です。家族には事前にキャリアプランを共有し、家事分担など協力体制を築いておくと安心です。

職場では、仕事が学業に影響を及ぼさないよう、日頃から業務の効率化や時間管理を徹底し、学業との両立を意識しましょう。

社会人から鍼灸・はり師を目指す人からよくある質問

社会人の方が鍼灸・はり師を目指す際に抱きやすい疑問について、以下にまとめました。

医療・東洋医学の知識がなくても大丈夫ですか?

回多くの専門学校では、医療や東洋医学の知識がない学生を前提としたカリキュラムが組まれており、基礎から丁寧に学べます。

知識と技術を着実に身につけられるよう、実習やサポート体制も整っているため、初学者でも安心して学び始められます。

何歳まで転職できますか?

鍼灸・はり師の仕事に年齢制限はありません。経験を重ねるほど、患者さんからの信頼を得やすい職業です。

転職だけでなく、自身の鍼灸院を開業するという選択肢もあるため、年齢を気にせず長期的なキャリアを築くことが可能です。

手先が不器用でも大丈夫ですか?

鍼灸・はり師の仕事は、手先の器用さよりも、正確な知識と確かな技術、そして患者さんへの心遣いが重要です。

手先の器用さに自信がなくても、専門学校の実習を通して、必要な技術は基礎から段階的に習得可能です。大切なのは、患者さんに寄り添う気持ちと学ぶ意欲です。

まとめ

社会人から鍼灸・はり師を目指すことは、やりがいのあるキャリアを築く魅力的な選択肢です。ライフスタイルに合わせて昼間部や夜間部の選択をしたり、利用できる学費支援制度などを活用したりすれば、働きながらでも資格取得は十分に可能です。

社会人経験を強みにしながら学びを重ねていけば、年齢に関わらず、人々の健康に貢献できる鍼灸・はり師を目指せるでしょう。

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