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臨床工学技士は「やめとけ」と言われる理由は?仕事の魅力や向いている人、将来性を解説

臨床工学技士は、医療現場で医学や工学の知識を活かして、人の命を支える専門職です。大きなやりがいを実感できるのが魅力ですが、なかには、責任の重さや勤務の大変さから「厳しい」「やめとけ」といった意見を持つ方もいます。

安定したキャリアを築くためには、ポイントを押さえた職場選びや進学先選びが大切です。

本記事では、臨床工学技士が「やめとけ」と言われる理由を中心に、臨床工学技士の魅力や特徴・将来性などを詳しく解説します。「臨床工学技士が自分に向いているか不安」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

本記事でご紹介する臨床工学技士専門学校の詳細は、下記よりご覧いただけます。
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臨床工学技士は「やめとけ」と言われる主な理由

胸の前でバツサインをしている人

臨床工学技士が「やめとけ」と言われるのは、主に勤務体制や専門知識を身につける難しさが関係しています。

勤務が不規則になりがち

臨床工学技士は、不規則な勤務体制になりやすい職種です。

臨床工学技士は、主に人工肺装置や人工呼吸器などの生命維持管理装置を専門的に扱う業務を担います。患者の生命に関わる状況や緊急トラブルの際は、オンコール(緊急呼び出し)で時間外勤務となる場合も少なくありません。

一般職のように勤務時間が固定されていないため、休日の行動制限が生じやすく、身体的・精神的に負担を感じることもあります。人によっては、不規則な勤務体制に対して、ワークライフバランスの維持が難しいと考える方もいるでしょう。

医療と工学、両方の知識習得の難しさ

臨床工学技士は、医療的な知識と工学的な知識の両立が求められます。

医学的な知識として、生理学や病理学などを通して、人体の機能や病気の仕組みを理解する必要があります。また、生命維持装置を扱うための機械工学や電気電子工学などの知識も深く理解しなければなりません。

臨床工学技士を目指す過程で、勉強量の多さに対して負担を感じる方がいるのも事実です。

チーム内での立ち位置の難しさ

臨床工学技士のなかには、チーム医療に参加した際の立ち位置の難しさに頭を抱える方もいます。

臨床工学技士は、生命維持管理装置の扱いに詳しい専門職です。そのため、医師や看護師に機器操作や安全管理に関する指示を出す機会があります。

しかし、臨床工学技士は医療業界で比較的新しい資格のため、就職先によっては発言力や決定権が乏しい状況もあるでしょう。

他職種に専門性を理解してもらうまでに時間がかかり、良好な人間関係の構築に苦労することもあります。

大変さを上回る!臨床工学技士の仕事の魅力・やりがい

呼吸器をあてる臨床工学技士

医療と工学の知識が欠かせない臨床工学技士は、大変だからこそ、魅力ややりがいを感じられる仕事です。

命を直接支える「最後の砦」としての役割

臨床工学技士の仕事の魅力は、命を支える現場で欠かせない存在として活躍できることです。

臨床工学技士は、「医療機器のスペシャリスト」として、主に人工呼吸器や人工透析装置などの生命維持管理装置の操作や点検をおこないます。専門知識を駆使して機器を安全に稼働させ、患者の命を救う業務を担います。

技術と知識で人の命を守る使命感は、ほかの職種では味わえない大きなやりがいとなるでしょう。

常に最先端の技術を学び続ける専門性

最新の医療技術や機器の知識を絶えずアップデートできるのも、臨床工学技士の魅力の一つです。

医療現場では、医療機器の進化により新しい技術や機器が導入されます。そのため、継続的な学習と実践を通じて、専門性を高めることができます。自己成長が尽きることのない環境に身を置きながら最先端の医療に携われるため、自主的に学べる方にとっては大きなやりがいとなるでしょう。

臨床工学技士に向いている人・向いていない人

ガッツポーズをする男女

「臨床工学技士になりたいが、向いていなかったらどうしよう」と不安な方は、ぜひ自分がどちらに当てはまりそうか、一緒に考えてみましょう。

向いている人の特徴

以下の特徴に当てはまる人は、臨床工学技士に向いています。

  • 工学や機械へ強い興味がある人
  • 責任感と冷静さを兼ね備えている人
  • コミュニケーション能力がある人

臨床工学技士は、工学的な視点で医療機器を操作する専門技術が求められます。精密機器の操作や点検業務など、細かな仕事に興味を持って楽しめるかが大切です。

また、緊急時でも落ち着いて医療機器を操作する能力も必要です。

さらに、医療現場は高度な専門性とチームワークが欠かせません。医師や看護師に機器の状況を正確に伝えながら、円滑に連携できるコミュニケーション能力も必要です。

向いていない可能性がある人の特徴

以下の特徴に当てはまる人は、臨床工学技士に向いていないかもしれません。

  • 地道な作業が苦手な人
  • 変化への対応が苦手な人

臨床工学技士の仕事は、医療機器の点検や整備といった地道で細かな作業が中心です。そのため、調整や確認作業を丁寧におこなう集中力が求められます。

また、医療機器や技術は常に更新されます。新しい知識や技術の習得に抵抗のある人は、臨床工学技士に向いていないといえるでしょう。

後悔しない!臨床工学技士が選ぶべき職場の特徴

臨床工学技士として就職する際は、以下のポイントが揃っている職場を選ぶのがおすすめです。

  • 教育体制が整っている
  • オンコール体制が分散している
  • スキルや資格が評価される制度がある

新卒や経験者のOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)が整っているか、社内研修や学会参加の支援などサポートが充実しているかを確認しましょう。加えて、夜勤や休日出勤の負担が偏らないよう、オンコール体制が少人数ではなくチームで分散されているかをチェックするのも大切です。

さらに、年功序列ではなく、個人のスキル・資格が給与や昇進に正当に反映される評価制度を持っているかも重要です。上記が揃った職場は、モチベーションを保ちながら働きやすい環境といえます。

臨床工学技士として働くキャリアの将来性

吉祥寺駅北口

ここでは、以下の3つのポイントから臨床工学技士の将来性を見ていきましょう。

医療技術の進化にともな伴う需要の増加

臨床工学技士の需要は、医療技術の進化にともない、さらに高まることが予想されます。

近年の医療機器分野は、AIやロボット技術の発展により、さらに進歩を遂げています。臨床工学技士は医学や工学に関する知識が豊富なため、AIにはない視点で医療分野を支える専門家として活躍の場が広がるでしょう。

臨床工学技士の専門性に対するニーズの高まりは、安定したキャリア形成につながります。

専門分野を深めるキャリアアップ

臨床工学技士は、専門分野を極めれば、キャリアアップの道を広げられるかもしれません。

臨床工学技士の資格に加えて、透析技術認定士や体外循環技術認定士などの認定資格を取得することで、専門的な知識やスキルの習得が可能です。

資格取得後、すぐにキャリアアップするのは難しいかもしれません。しかし、勤務先での評価を得られたり日々の技術を高められたりなど、専門性を深められるのが大きなメリットです。

病院以外のキャリアパスの可能性

臨床工学技士は、医療と工学の知識に特化した資格のため、病院だけでなく幅広い分野で実力を発揮できます。例えば、医療機器メーカーでの開発・保守サポートや公的機関での安全対策業務などが代表的です。

特に医療機器メーカーは休暇が取りやすい・福利厚生が充実しているなど、待遇面でのメリットが多くみられます。不規則な勤務を避けたい方にとって現実的な選択肢となるでしょう。

臨床現場で培った知識を活かせば、高待遇も期待できます。

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勉強中の学生

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臨床工学技士について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

>>>臨床工学技士の専門学校は1年で卒業できる?学費や学校の選び方を解説!

>>>臨床工学技士専門学校の学費はいくら?大学との比較や学費を抑える方法を紹介

まとめ

臨床工学技士は医療現場で命に関わる仕事を担っているため、責任が重く勤務体制が厳しいなどの観点から「やめとけ」と言われることがあります。一方で、誇りややりがいを感じられる医療分野の専門職でもあります。

臨床工学技士として活躍するためには、しっかりと基礎を築くことが重要です。医療と工学の知識を身につけられる、やりがいのある臨床工学技士の資格取得を一緒に目指しましょう。

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