この記事でわかること3点まとめ
- 精神保健福祉士専門学校は、大学と比較すると修業期間が短い分学費を抑えられる
- 学費には、入学金や授業料の他、教育充実費や施設・設備維持費が含まれる
- より学費を抑えたいなら、奨学金や教育訓練給付金制度を利用すべき
精神保健福祉士は、心の病や精神障がいを抱える方々の社会復帰を支援する、やりがいのある専門職です。この国家資格を取得するには、専門学校や大学で専門知識を習得しなければなりません。しかし、進学費用に対する不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、精神保健福祉士専門学校の学費について、大学との比較、内訳、そして学費を抑えるための具体的な方法を詳しく解説します。あなたの進路選びの参考にしてください。
本記事でおすすめする精神保健福祉士専門学校は下記リンクからご覧いただけます。
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精神保健福祉士専門学校と大学の学費を比較

精神保健福祉士を目指すには、医療福祉系の専門学校または大学で学ぶ必要があります。ここでは、1年制の専門学校と4年制の大学でかかる学費の総額について、目安を紹介します。
学校の種類 | 修業年数 | 学費の総額の目安 |
医療福祉系専門学校 | 1年 | 128万5000円~130万5000円 |
医療福祉系大学(通学) | 4年 | 408万円~499万4000円 |
※専門学校は首都医校を参考に、大学は他大学の学費を参考に目安を記載しています。
専門学校では修業期間が1年間であるのに対し、大学は4年間通う必要があるため、一般的に、専門学校のほうが大学より学費の総額を抑えられます。
以下の記事では、精神保健福祉士の専門学校の選び方や社会人から通う方法を詳しく紹介しています。
精神保健福祉士になるには専門学校がおすすめ?学校の選び方や社会人から通う方法
精神保健福祉士専門学校の学費内訳を紹介

精神保健福祉士学科の学費は、入学金、授業料、教育充実費などで構成されています。以下で各費用の内訳を見てみましょう。
学費の内訳一覧
首都医校の精神保健福祉士学科(1年制)に通う場合、2026年度の学費の内訳は以下のとおりです。
項目 | 金額(年額) |
入学金 | 150,000円(入学時) |
授業料 | 700,000円 |
教育充実費 | 180,000円 |
施設・設備維持費 | 110,000円 |
※首都医校の他学科では、入学金が異なる場合があります。また、大阪医専・名古屋医専の学費は、首都医校の金額と異なります。
なお、1年間にかかる費用には、学費の他に教材費や通学費などがあります。
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専門学校の各費用の詳細について

精神保健福祉士専門学校でかかる各費用の詳細を解説します。
入学金
入学金は、専門学校に入学するときに一度だけ支払う費用のことです。入学手続きの際に支払うのが一般的です。
入学金は、合格通知を受け取ったあと、期日までに振り込む必要があります。一度納入した入学金は、仮に入学を辞退した場合でも返金されません。
授業料
授業料は、1年間の授業を受けるための費用です。一括払いや前期・後期の分納、年に数回の分割払いに対応している学校もあります。
一般的に、授業料には教材費や施設費、実習費などの費用は含まれていません。
教育充実費
教育充実費とは、就職支援といった学生支援や学習環境の整備など、教育の質を高めることに充てられる費用です。
学校によっては、施設の維持管理に充てられたり、施設・設備維持費と区別されていなかったりする場合もあります。
施設・設備維持費
施設・設備維持費は、主に校舎や設備施設の維持管理のための費用です。建物や設備の修繕、清掃費、光熱費、メンテナンス費用などが含まれます。学生が安全に学習できる環境を整えるための費用です。
学校によっては、授業料に含まれている場合もあります。
専門学校で学費以外にかかる費用
専門学校では、学費以外にも以下のような費用がかかります。
教材費
教材費とは、授業で使用する教科書やプリント、参考資料などの教材にかかる費用のことです。
首都医校では、授業料とは別に教材費・教科書代として95,000円〜105,000円の費用がかかります。
実習関連費用
実習関連費用とは、カリキュラムに含まれている実習を実施するのに必要な費用のことです。教材や実習用具、施設費用、設備費用などが該当します。
首都医校では、50,000円〜60,000円の学外実習費が授業料とは別にかかります。
また、学外で実習をおこなう際は交通費が別途かかる場合がありますので注意が必要です。
資格・関連費用
資格取得に必要な主な費用は、試験の受験手数料です。精神保健福祉士国家試験の受験手数料は、受験する試験や科目により3つに分けられます。
試験名・受験科目 | 受験手数料 |
精神保健福祉士のみを受験する場合 | 24,140円 |
精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合 | 36,360円 (精神19,520円+社会16,840円) |
精神保健福祉士の共通科目免除により受験する場合 | 18,820円 |
精神保健福祉士の資格取得後、関連する別の資格を取得する場合は、さらに費用が必要です。
通学費
通学費とは、自宅から学校までの交通費です。通学費は授業のある日には必ずかかる費用であり、遠くの学校へ通うと交通費も上がります。
毎月数万円程度の交通費を支払わなければならない場合もあるため、学校からの交通費や学割制度の概要を前もって把握しておくことが大切です。
一人暮らしの費用
通学のために一人暮らしをする場合も、学費以外に費用がかかります。家賃や光熱費、食費などの生活費や、引越し費用も必要です。
費用が高額になる可能性もあるため、毎月の支出の概算をあらかじめ把握しておくことが大切です。
精神保健福祉士専門学校の学費を抑える方法

精神保健福祉士専門学校は高額な学費がかかるため、以下のような方法で学費を抑えることも大切です。
奨学金制度を活用する
奨学金とは、経済的負担を減らして学習に集中できるように、金銭的な支援を受けられる制度のことです。奨学金には、卒業後に返済が必要な「貸与型」と返済不要な「給付型」があります。奨学金を受け取るには、親の経済状態や学校の成績などの基準をクリアしていることが必要です。
専門学校では、日本学生支援機構(JASSO)や地方自治体などの公的な奨学金のほか、独自の奨学金制度を設けている学校もあります。
参照:貸与奨学金(返済必要)|日本学生支援機構
参照:給付奨学金(返済不要)|日本学生支援機構
教育訓練給付金制度を利用する
教育訓練給付金制度とは、一定の条件を満たす社会人が厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した場合に、費用の一部が支給される制度です。教育訓練のレベルに応じて3つの種類があり、給付金の金額が異なります。
精神保健福祉士を目指せる一部の専門学校も給付の対象となるため、社会人で専門学校への入学を検討している方は、自身が条件に合うかを調べておくとよいでしょう。
特待生制度や学費免除制度を利用する
専門学校では、成績優秀者や特定の条件を満たす学生を対象に、特待生制度や学費免除制度を設けている学校があります。
特待生制度や学費免除制度を利用できると、1年または複数年の学費が免除されたり減額されたりするため、学費の負担を軽減できます。
働きながら学ぶ
専門学校では、働きながら学ぶ学生のための支援制度が整えられています。
例えば、提携先の病院や企業で働きながら学べる制度や、アルバイトの斡旋制度などにより、生活費を得ながら学ぶことができます。
精神保健福祉士専門学校の学費に関するよくある質問
精神保健福祉士専門学校の学費について、よくある質問と回答を紹介します。
専門学校の学費は毎年同じですか?
基本的に専門学校でかかる学費は毎年同じです。ただし、年次が上がるにつれて授業料や教材費、実習費の金額が高くなる可能性があります。また、最終学年では卒業に向けた費用がかかる場合もあります。
なお、入学金は初年度のみ支払う金額ですので、2年目以降はかかりません。
奨学金は誰でも借りられますか?
奨学金は、誰でも借りられるわけではありません。奨学金を受け取るには支給の条件を満たす必要があるためです。
申し込みの条件は奨学金の種類によって異なります。学校での成績や家計の状況などが条件になっている場合が多いです。
まとめ
精神保健福祉士は、精神障害者や心の病気を抱える方を支援する専門職です。精神保健福祉士を目指すには、専門学校や大学で専門的な知識やスキルを学び、国家試験に合格する必要があります。
効率的に実力を身につけ国家試験の合格を目指すなら、専門学校で学ぶのがおすすめです。専門学校では、短期間で必要スキルを学べる集中カリキュラムが提供されており、実践に強い精神保健福祉士を目指せます。
精神保健福祉士専門学校で、即戦力になれる高いスキルと知識を身につけ、精神保健福祉士を目指しましょう。
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精神保健福祉士を目指すなら、首都医校・大阪医専・名古屋医専がおすすめです。
同校は、精神保健福祉士の現場で求められる専門知識やスキルが身につく専門学校です。医療施設や福祉施設と連携した実践的なカリキュラムで、短期間で即戦力となれる力を身につけられます。
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精神保健福祉士学科
精神障害者への助言や指導、日常生活への適応訓練などの助言を行い、社会復帰をサポートする精神保健福祉士を養成。様々な病気に適した福祉的援助技術を身につけます。
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