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スポーツトレーナー専門学校の学費は?大学との比較と各費用の詳細を解説

この記事でわかること3点まとめ

  • スポーツトレーナー専門学校は、大学と比較して学費を安く抑えられる
  • スポーツトレーナー専門学校の学費は、授業料以外にもさまざま費用がかかる
  • より学費を抑えたいなら、奨学金や教育訓練給付金制度を利用すべき

スポーツトレーナーを目指して進学を考えるとき、学費や経済的な負担を心配する方は少なくありません。

スポーツトレーナー専門学校は大学に比べて修業年数が短いため、総額での学費負担を抑えやすいのが特徴です。この記事では、スポーツトレーナー専門学校の学費を大学と比較し、費用内訳や学費を抑える方法を解説します。

進学に必要な資金計画を立てる際に、ぜひ参考にしてください。

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スポーツトレーナー専門学校と大学の学費を比較

学費

スポーツトレーナーになるためには、専門学校または大学で学ぶ方法があり、学費面では一般的に専門学校の方が負担を抑えやすい傾向があります。専門学校は2~4年制のコースが多く、4年制大学と比べて修業年数が短い分、総学費を抑えられる点が魅力です。

専門学校と大学の学費目安は以下のとおりです。

進学先修業年数学費総額の目安
専門学校2~4年間2年生:2,530,000円
3年生:4,500,000円
4年生:5,930,000円
私立大学4年間6,024,000円

専門学校では実技中心のカリキュラムで効率的に学べるため、早期に就職が可能です。経済的負担を軽減しながらキャリアをスタートできるメリットがあります。

スポーツトレーナー専門学校の学費内訳を紹介

電卓とペンとノート

スポーツトレーナー専門学校の学費は、授業料以外にもさまざまな費用項目で構成されています。学費の主な内訳を確認しましょう。

学費の内訳一覧

大阪医専のスポーツトレーナー学科を例に、学費内訳を確認してみましょう。2年制課程の1年次にかかる費用は以下のとおりです。

費用項目金額
入学金150,000円
授業料840,000円
教育充実費170,000円
施設・設備維持費140,000円
年間学費総額1,300,000円
募集学科・出願資格・学費

学年や年度の進行に応じて、必要な教材・教科書・専門書が追加されるケースがあります。また、法改正によるカリキュラムの変更で内容が変わる可能性もあるため、随時確認が必要です。

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専門学校の各費用の詳細について

スポーツトレーナー

スポーツトレーナー専門学校の学費は、複数の費用項目で構成されています。各項目の詳細を説明します。

入学金

入学金は、学校への入学手続きを完了する際に初年度のみ支払う費用です。スポーツトレーナー学科では一般的に15〜25万円程度が相場となっており、合格通知を受け取ったあと、指定期日までに支払う必要があります。

一度納入した入学金は、原則として返金されないため注意が必要です。

授業料

授業料は、講義や実技指導などの教育サービスを受けるために支払う費用で、学費のなかでも大きな割合を占めます。

大学では、前期・後期の2回に分けて納入できる場合が多いです。一方、専門学校では年額一括が基本ですが、学校によっては分納に対応しているところもあります。

教育充実費

教育充実費は、質の高い教育環境を提供するための費用です。最新のトレーニング機器の導入や、現場で活躍するプロトレーナーを招いた特別講義の開催などに使われます。

施設・設備維持費

施設・設備維持費は、学習環境を良好な状態で維持するための費用です。トレーニングルームの機器メンテナンスや空調管理、コンピュータ室の設備更新などに充てられます。

専門学校で学費以外にかかる費用

スポーツジム

スポーツトレーナー専門学校では、基本の学費以外にもさまざまな追加費用が発生します。

教科書代

教科書代は、スポーツ科学や解剖学などの専門書を購入する費用です。運動生理学やトレーニング理論といった専門教材が中心で、一般的な教科書より高額になる傾向があります。

実習費

実習費は、スポーツ施設での現場実習にかかる費用です。さらに、実習先までの交通費が別途発生するため、事前に確認しておきましょう。

資格試験受験料

スポーツトレーナー関連の資格取得にかかる受験料です。例えば、NSCA認定パーソナルトレーナーは46,090円(※1)健康運動実践指導者は13,619円(※2)が必要となります。

複数の資格を取得する場合、受験料や登録料などがそれぞれ発生します。そのため、ある程度の費用が必要になる点を考慮しておくと安心です。

(※1)参照:資格取得 – NSCA-CPT|NSCAジャパン

(※2)参照:令和7年度 健康運動実践指導者養成講習会開催要領・申込|公益財団法人健康・体力作り事業財団

通学費

自宅から学校までの通学費に加えて、実習や学外研修に伴う交通費も別途かかります。そのため地域に合わせて年間の予算を準備しましょう。

一人暮らしの費用

実家を離れて通学する場合、家賃や生活費が毎月発生します。家賃や食費、水道光熱費なども加わるため、通学費に加えて生活費全体の負担を見込んで準備しておきましょう。

スポーツトレーナー専門学校の学費を抑える方法

奨学金

スポーツトレーナー専門学校の学費負担を抑えるには、主に4つの方法があります。自分の状況に応じた方法で学費を無理なく抑えましょう。

奨学金制度を活用する

奨学金は大きく分けて返済不要の「給付型」と返済が必要な「貸与型」があり、学費負担を軽減する重要な手段です。主な奨学金の種類は以下のとおりです。

  • 日本学生支援機構(JASSO)
  • 地方自治体
  • 民間団体

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は広く知られている制度で、給付型では世帯所得に応じて月額最大約75,000円が支給されます。地方自治体や民間団体が独自に提供する奨学金もあり、返済不要で月額10万円を支給される制度も存在します。

奨学金は募集枠が少ない場合もあるので、早めに情報収集をおこない応募しましょう。

参照:貸与奨学金(返済必要)|日本学生支援機構
参照:給付奨学金(返済不要)|日本学生支援機構

教育訓練給付金制度を利用する

教育訓練給付金制度は、働いた経験がある社会人が厚生労働大臣指定の教育訓練を受講した際に、費用の一部が支給される制度です。

雇用保険に一定期間加入していることなどの条件を満たせば、一般教育訓練では受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。

社会人の方は、ハローワークで講座の対象可否や受給要件を前もって確認しておきましょう。

参照:教育訓練給付金|厚生労働省

特待生制度や学費免除制度を利用する

多くのスポーツトレーナー専門学校では、学業成績が優秀な学生や特定の技能を持つ学生を対象に特待生制度を設けています。入学金や授業料の一部または全額が免除される場合があり、スポーツでの実績が評価対象となるケースもあります。

また、学校によっては経済的に困難な生徒を対象とした学費減免制度を設けている学校もあります。入学前に各学校の特待生制度の内容と応募条件を確認し、該当する制度があるか確認しておきましょう。

働きながら学ぶ

スポーツトレーナーの専門学校には夜間部を設けている学校もあり、昼間働きながら夜に授業を受けられます。スポーツジムやフィットネスクラブでアルバイトをすれば、学費を補いながら現場でも実務経験も積める点がメリットです。

スポーツトレーナー専門学校の学費に関するよくある質問

スポーツトレーナー専門学校に進学したいと考える方に向けて、学費に関するよくある疑問をまとめました。

スポーツトレーナー専門学校の学費は毎年同じですか?

基本的には毎年同じ金額の学費がかかります。授業料や施設維持費などの主要な費用は各年次で一定の場合が多いです。ただし、学校によっては実習費や教材費が年次で増えることもあるため、事前に費用を把握しておきましょう。

奨学金制度は誰でも利用できますか?

奨学金制度にはそれぞれ申し込み条件が設けられており、誰でも自動的に利用できるわけではありません。日本学生支援機構の給付型奨学金では世帯年収や学業成績、資産基準などの条件を満たす必要があります。

自分の状況に適した制度を見つけるには、事前の情報収集と条件確認が欠かせません。

参照:貸与奨学金(返済必要)|日本学生支援機構
参照:給付奨学金(返済不要)|日本学生支援機構

まとめ

スポーツトレーナー専門学校の学費は年間でおよそ115万円、2年間では253万円程度が目安となり、私立大学と比べて総額を抑えられます。

学費は入学金や授業料などで、教科書代や実習費などの追加費用もかかります。学費の負担を減らすには給付型奨学金の申請や教育訓練給付金制度などを活用し、働きながら学ぶ方法も有効です。

情報を集めて自分に合った制度を上手に活用すれば、経済的な負担を軽減しながらスポーツトレーナーを目指せます。

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