「視能訓練士になりたいけれど、大阪にある専門学校のどこを選べばいいのか分からない」「国家試験の合格率や就職先は学校によって違うの?」——進路を考え始めた方の多くが、こうした不安を抱えています。視能訓練士は国家資格が必須の専門職であり、資格を取得できるかどうか、そして資格を生かして希望する職場に就職できるかどうかは、在籍する養成校の教育の質に大きく左右されます。だからこそ、雰囲気やイメージだけで学校を決めてしまうと、入学後に「思っていたカリキュラムと違った」「実習先が少なく不安」といった後悔につながりかねません。
本記事では、視能訓練士という仕事の将来性から、専門学校と大学の違い、大阪の専門学校選びで確認すべき7つのチェックポイント、学費相場や奨学金制度まで、進路検討に必要な情報を一次データに基づいて解説します。記事の後半では、大阪駅(うめきた地下口)から徒歩7分の好立地にあり、関西で唯一夜間部に視能訓練学科を設置する専門学校「大阪医専」の特徴もあわせて紹介しますので、ぜひ最後まで参考にしてください。
本記事でご紹介する視能訓練士専門学校の詳細は下記よりご覧いただけます。
大阪で視能訓練士を目指す人が知っておくべき仕事の魅力と将来性

視能訓練士の主な仕事内容とやりがい
視能訓練士は、乳児から高齢者まで幅広い年齢層を対象に、目の複雑な視機能を検査し、弱視や斜視によって発達が滞ってしまった視機能を訓練によって回復させることを主な仕事とする国家資格職です。厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「job tag」によると、眼光学の専門知識を生かして眼科検査で近視・遠視・乱視・白内障・緑内障などの異常を把握するほか、医師の指示のもと精密光学機器を使って視力・視野・色覚・眼球運動などを評価し、医師の診療に必要なデータを提供する役割を担います。
とくに、眼鏡をかけても十分な視力が得られない「弱視」や、両眼で同時にひとつのものを見られない「斜視」は、幼少期の訓練によって視機能が回復する可能性があるとされており、患者ごとに訓練プログラムを立てて根気強く向き合う専門性の高い仕事です。近年は、加齢や生活習慣病によって視機能が低下した患者を支援する「ロービジョンケア」や、就学前健診での視機能検査など、活躍の場も広がっています。医師や看護師と連携しながら患者の「見る力」を守るという、社会的意義の大きいやりがいのある職業といえるでしょう。
視能訓練士の平均年収・給料事情と需要の高さ
job tagが公表する令和7年賃金構造基本統計調査によると、視能訓練士の平均年収は443.6万円、平均年齢は36.2歳です。時給換算では一般労働者で2,282円、短時間労働者で1,993円となっています。ハローワーク求人統計データでは、令和7年度の求人賃金(月額)は25.2万円(前年度差+0.6万円)と上昇傾向にあります。
需要の高さを示す指標として注目したいのが有効求人倍率です。job tagによると、視能訓練士の令和7年度の有効求人倍率は2.73倍で、1人の求職者に対して2件以上の求人があることを意味します。高齢化の進行に伴い白内障・緑内障・糖尿病網膜症などの眼疾患患者が増加していることや、視能訓練士の有資格者数が全国で15,351名(2018年時点、公益社団法人日本視能訓練士協会調べ)と他のコメディカル職に比べて少ないことが、安定した求人需要の背景にあると考えられます。同協会の調査(2019年9月時点)では女性が85.7%を占める一方、男性の割合も直近10年で約4ポイント増加しています。
ライフイベント(結婚・出産)後も再就職しやすい理由
job tagの「労働条件の特徴」によれば、視能訓練士の勤務時間は病院や医院の事務系職員とほぼ同じで、夜勤や宿直はありません。就業形態を見ても、正規の職員・従業員が94.5%を占める一方、パートタイマーも21.8%と一定数存在し、ライフステージに応じた働き方を選びやすい職種であることがわかります。国家資格であるため、結婚や出産、配偶者の転勤などで離職しても、資格を生かして再就職しやすい点は大きな魅力です。日勤中心で規則的な勤務が中心であることも、家庭と両立しながら長く働き続けたい方にとって安心材料といえるでしょう。
大阪で視能訓練士を目指すなら専門学校と大学(4年制)どちらを選ぶべき?

専門学校(3年制)のメリット・デメリット
視能訓練士養成校が加盟する全国視能訓練士学校協会によると、視能訓練士を養成する学校は全国に26校(大学9校・短期大学1校・専門学校16校)しかなく、資格取得のルートは限られています。専門学校(多くは3年制)の最大のメリットは、大学(4年制)より短期間・低学費で資格取得を目指せる点です。大阪医専が公表する学費相場の目安では、3年制専門学校の総額は入学金約30万円+年間約122万円×3年で約396万円である一方、4年制私立大学は入学金約30万円+年間約150万円×4年で約630万円とされ、専門学校は大学より200万円ほど学費を抑えられる計算になります。就職に直結する実技・臨床実習を重視したカリキュラムが組まれている点も特徴です。
デメリットとしては、大学に比べて教養科目や研究活動の時間が少ないこと、進学先によっては「専門士」の称号にとどまり大学院への進学資格が得られない場合があることが挙げられます。
大学(4年制)のメリット・デメリット
大学(4年制)は、視能訓練士の資格に加えて学士号を取得できる点が最大のメリットです。幅広い教養科目や研究活動を通じて視覚科学を学問として深く探究でき、大学院進学や研究職といった将来の選択肢を広げやすくなります。近畿圏では大阪人間科学大学が4年制昼間部で視能訓練士養成課程を設置しています。
一方でデメリットは、専門学校に比べて学費総額が高額になりやすいこと、また一般教養科目の比重が大きいぶん、実習・臨床経験の時間配分は学校によって差が出やすいことです。学力重視の入試が中心となるため、実技や適性を重視したい方には専門学校の入試方式(AO入試や推薦入試など)のほうが受験しやすい場合もあります。
結論:自分の目的に合わせて「実践重視」か「学問重視」かで選ぶ
「一日でも早く現場に立ち、実践力を身につけたい」「学費を抑えたい」という方には専門学校が、「学士号を取得したい」「研究や大学院進学も視野に入れたい」という方には大学(4年制)が向いています。大阪・近畿圏には専門学校・大学あわせて5校の養成校があるため、まずは自分がどちらの学びを重視したいかを整理したうえで、各校の資料を比較することをおすすめします。
大阪の視能訓練士専門学校では昼間部か夜間部どちらを選ぶべき?

視能訓練士養成校は、近畿圏に大阪府・京都府・兵庫県の3府県で計5校しかなく、そのほとんどが昼間部です。そうしたなかで、大阪医専の視能訓練学科は関西で唯一、夜間部(3年制)のみで運営されている養成校という特色があります。「昼間部か夜間部か」は、単なる時間帯の違いではなく、学校選びそのものを左右する重要な軸になります。
昼間部の特徴と向いている人のタイプ
昼間部は平日日中に授業・実習が組まれており、学業に専念しやすいのが特徴です。近畿圏では大阪医療福祉専門学校(3年制・1年制)、京都医健専門学校(3年制)、神戸総合医療専門学校(3年制)が昼間部を設置しています。高校を卒業してすぐに進学する方や、アルバイトと学業を両立する時間的余裕がある方、集中して臨床実習に取り組みたい方に向いている学び方です。
夜間部(Ⅱ部)の特徴・働きながら学べるメリット
大阪医専の視能訓練学科(夜)は、平日週4〜6日、18時から21時10分(実習期間を除く)に授業を行う3年制課程です。昼間の時間帯を学校紹介の眼科医院などでのアルバイトに充てることができ、収入を得ながら実務に近い経験を積める点が大きなメリットです。社会人からのキャリアチェンジや、経済的な事情で日中に働く必要がある方にとって、資格取得への現実的な選択肢となります。
自分に合う学習スタイルの選び方
学業に専念できる環境を優先するなら昼間部、収入を確保しながら実務経験も積みたいなら夜間部が向いています。いずれの場合も、オープンキャンパスや個別相談で実際の時間割やアルバイト事例を確認し、自分の生活スタイルと無理なく両立できるかを具体的にシミュレーションしておくことが大切です。
大阪の視能訓練士専門学校選びで失敗しない7つのチェックポイント

国家資格(視能訓練士)の合格率と対策サポート
視能訓練士国家試験の合格率は、直近(第56回)で受験者804人に対し合格者773人、合格率96.1%(新卒のみでは98.5%)と高水準です。過去5年間も89〜96%程度で推移しており、他のコメディカル職と比較しても高い合格実績を維持しています。ただし、これは全国平均の数値であり、学校ごとの合格率には差があります。志望校が公表している直近の合格率や、国家試験対策の開始時期・内容、不合格時のバックアップ制度の有無を必ず確認しましょう。
就職率と希望する就職先(眼科クリニック・総合病院等)の実績
前述のとおり有効求人倍率は2.73倍と売り手市場が続いていますが、希望する勤務先(大学病院、総合病院の眼科、眼科クリニックなど)に就職できるかは学校の実績次第です。卒業生の就職先一覧や、提携医療機関の数・エリアを資料請求やオープンキャンパスで確認しましょう。
現場と同じ最新設備と豊富な臨床実習先
視能訓練士の仕事は精密光学機器や検査・訓練機器の操作が中心となるため、在学中にどれだけ現場と同じ設備に触れられるかが実践力に直結します。学内・学外実習の時間配分や、提携する眼科医院・病院の数と種類(大学病院、専門クリニックなど)を比較しましょう。
3年間の学費総額と奨学金・学費サポート制度
養成校数が少ない分、学費水準は学校によって幅があります。初年度納入金だけでなく、2年次以降の学費を含めた3年間(または4年間)の総額、教材費・実習費などの諸費用まで含めて比較することが重要です。
講師陣の質と個別指導(少人数制など)の体制
視能訓練士養成校は1学年の定員が少人数(数十名規模)であることが多く、少人数制を生かした個別指導が受けられるかは学習効果に直結します。専任の視能訓練士だけでなく、眼科医や研究者から直接指導を受けられるかも確認したいポイントです。
通いやすさ・アクセス(梅田・難波・天王寺など)
夜間部の場合は特に、仕事終わりに通いやすい立地かどうかが継続のしやすさを左右します。梅田・難波・天王寺など大阪の主要ターミナルからのアクセスの良さは、実習やアルバイトとの両立のしやすさにも直結する重要な条件です。
オープンキャンパスで感じる校風と雰囲気
数値データだけでは分からない校風や在校生・教員の雰囲気は、実際に足を運んで確かめるのが一番です。授業体験や個別相談を通じて、自分がその環境で3年間(または4年間)学び続けられそうかを肌で感じておきましょう。
大阪の視能訓練士専門学校にかかる学費相場と使える奨学金・給付金

3年間の学費相場と内訳
視能訓練士の3年制専門学校(昼間部)の学費総額は、入学金約30万円に加えて年間約122万円×3年で、総額の目安は約396万円とされています(内訳は入学金30万円、授業料92万円、教育充実費16万円、施設・設備維持費14万円で年間152万円というモデルもあります)。一方、夜間部は昼間部に比べて学費が抑えられる傾向があり、大阪医専の視能訓練学科(夜)の初年度納入金は92万円(2027年度、入学金含む)です。2年次以降の納入金や3年間の総額は年度により変動するため、最新の学生募集要項・パンフレットで必ず確認しましょう。
利用できる奨学金制度・学費減免制度まとめ
代表的な学費支援制度には、以下のようなものがあります。
- 日本学生支援機構の奨学金(給付型・貸与型)
- 国の高等教育の修学支援新制度(授業料等減免・給付型奨学金)
- 学校独自の特待生制度・学費サポート制度
- 都道府県・市区町村など地方自治体の奨学金制度
- 民間団体・財団による奨学金
制度によって対象者や給付額、申込時期が異なるため、進学を検討し始めた早い段階から情報収集しておくことをおすすめします。
社会人必見!利用できる学費負担軽減策と確認すべきポイント
社会人が学び直しをする際に活用できる代表的な制度に「専門実践教育訓練給付金」がありますが、対象となるかどうかは講座ごとに厚生労働大臣の指定を受けているかで決まり、年度によっても変わります。志望校の講座が対象講座に指定されているかは、学校への問い合わせやハローワークでの確認が必須です。指定を受けていない場合でも、社会人向けのAO入試(社会人AO入試)や、日本学生支援機構の奨学金、教育ローンなど他の支援策を組み合わせることで、働きながらでも学費負担を軽減できるケースがあります。夜間部であれば、前述のとおり日中のアルバイト収入と組み合わせて学費を賄うことも可能です。
大阪の視能訓練士専門学校でおすすめは?『大阪医専』が選ばれる4つの理由

大阪・近畿圏には視能訓練士を養成する学校が5校しかなく、そのなかで大阪医専の視能訓練学科は「関西で唯一の夜間部(3年制)」という独自のポジションを持つ専門学校です。ここでは、大阪医専が選ばれる理由を紹介します。
充実の国家試験対策と『完全就職保証制度』
大阪医専には、大卒以上の”給与”まで保証する独自の「3大保証制度」があります。
- 国家資格 合格保証制度:厚生労働省が指定する学科で卒業認定を受けた人が万一国家試験に合格できなかった場合、資格取得に向けた勉学を継続するために必要な学費を卒業後2年間、学校が負担します。
- 完全就職保証制度:卒業時に万一就職できなかった場合、就職が決定するまでに必要な学費を卒業後2年間、学校が負担します(卒業時40歳未満対象)。
- 給与保証制度:専門士として卒業する際、就職先の給与規程で4年制大学卒・短期大学卒業者と格差が生じた場合、その差額相当分を1年間補填保証します(卒業時40歳未満対象)。
さらに、卒業後も転職・キャリアアップの就職指導を何度でも受けられる「生涯バックアップシステム」や、卒後研修会・実習室の利用といった長期的なサポート体制も整っています。視能訓練学科では、こうした手厚い対策のもと、卒業生の「希望者就職率100%」を19年連続で達成しており、大阪大学医学部附属病院や京都大学医学部附属病院、近畿大学病院など全国の主要医療施設への就職実績があります。
他学科と連携して学ぶ「チーム医療」の実践カリキュラム
大阪医専は、看護・リハビリテーション・臨床救急・歯科医療・東洋医療・スポーツ健康・福祉分野の学科を擁する総合校です。この強みを生かし、入学時から卒業まで一貫した「チーム医療教育プログラム」を実施しています。具体的には、①他職種の仕事・役割を学ぶ「チーム医療概論・各論」、②学科の枠を超えたチームで症例課題に取り組む「チーム医療症例演習・発表会」、③在学中の学びを発表し合う卒業研究発表会(ISEN発表会)の3段階で構成されており、視能訓練士としての専門性に加え、他職種と連携する力を養います。視能訓練学科では、ロービジョンケアやガイドヘルパーに関する知識も学ぶため、福祉系学科やリハビリ系学科と課題認識を共有しやすい環境も特色のひとつです。
大阪駅から徒歩7分の好アクセスと最先端設備
大阪医専「梅田総合校舎」(大阪市北区大淀中1-10-3)は、大阪駅(うめきた地下口)から徒歩7分、JR大阪駅・阪急阪神大阪梅田駅・大阪メトロ梅田駅からも徒歩9分という、大阪最大のターミナル駅からアクセスしやすい立地にあります。夜間部で通学する社会人にとって、仕事帰りでも通いやすい駅近の環境は継続のしやすさに直結します。校内には、現場で使われている多種多様な検査・矯正機器を備え、実際の臨床現場に近い環境で実習・演習に取り組むことができます。
関西唯一の夜間部・少人数制と幅広い実習先
視能訓練学科は定員20人という少人数制のクラス編成で、専任の視能訓練士に加え、眼科医や研究者から直接指導を受けられる体制が整っています。関西で唯一の夜間部(3年制)であるため、社会人からのキャリアチェンジや、昼間に眼科医院でアルバイトをしながら学費・生活費を確保したい方にとって、現実的な選択肢となる点が最大の特色です。1年次から国家試験対策を開始し、豊富な臨床実習先を通じて、視機能検査・視能矯正訓練・健診(検診)・ロービジョンケアという視能訓練士の幅広い業務を実践的に習得できます。
大阪の視能訓練士専門学校選びで後悔しないための5つのステップ

資料請求で最新のパンフレットや募集要項を徹底比較する
学費の内訳、定員、国家試験合格率、就職実績など、Webサイトだけでは分からない詳細情報は、各校のパンフレットや募集要項を取り寄せて比較するのが基本です。近畿圏の5校(大阪医専、大阪医療福祉専門学校、大阪人間科学大学、京都医健専門学校、神戸総合医療専門学校)を横並びで比較検討することをおすすめします。
オープンキャンパス・体験入学で授業の雰囲気や在校生の声を確認する
実際の授業や実習機器に触れられる体験入学・オープンキャンパスは、資料だけでは伝わらない校風を知る絶好の機会です。在校生や卒業生の生の声を聞き、自分がその環境になじめそうかを確かめましょう。
個別相談会(オンライン等)を活用し、学費や入試の不安を徹底解消する
学費の支払い方法、奨学金の利用条件、入試区分ごとの対策など、個別の疑問はオンラインを含む個別相談会で直接質問するのが確実です。特に社会人からの進学を検討している方は、働きながらの学費計画についても具体的に相談しておきましょう。
通学ルートや実際の所要時間(ラッシュ時の混雑など)を歩いて確かめる
夜間部を検討する場合は、仕事終わりに無理なく通える時間帯・ルートかどうかを、実際に自分の足で歩いて確認しておくことが継続の鍵になります。始発・終電の時刻や、実習期間中のイレギュラーな通学時間帯も想定しておくと安心です。
学費の納入時期や奨学金の申込スケジュールを事前に把握しておく
入学金や前期・後期の学費納入時期、奨学金の申込締切は学校・制度ごとに異なります。出願前にスケジュールを一覧化し、資金計画に余裕を持たせておくことで、直前になって慌てることを防げます。
大阪医専で視能訓練士を目指しませんか?

大阪医専では3年制の視能訓練学科があります。大阪医専は月~金の18:00~21:00に開講する夜間部を設置しており、午前中に時間の調整が難しい方にも通いやすい専門学校となっています。
なお、大阪医専は国の基準を満たした正規の認可校(専修学校)のため、学割の適用や公的奨学金の利用、卒業時の称号付与など安心して学べる環境が整っています。

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