短所を長所に変え、活躍する歯科衛生士。

歯科医療分野

2025.12.22

短所を長所に変え、活躍する歯科衛生士。

  • 李 丹尼さん

    並木町歯科診療所 勤務 歯科衛生士

    歯科衛生学科/2024年卒業

先生方の温かい言葉が今も私を支えています。

シンプルに日本が好きで、資格を活かして働き続けられる仕事として歯科衛生士の道を選びました。医療職の中でも誰にとっても身近な存在ですし、かつての私のような留学生が治療を受けるときに、少しでも力になれたらと思ったんです。 前職のクリニックは中国人の患者様も多く、通訳も業務のひとつでした。在学中、「私にとって日本語は短所」と悩んでいたときに、先生が「日本語も中国語もできるって長所ですよ。いつか必ず、短所が長所になるから」と励ましてくださったことが自信につながっています。 一年次のころホームシック気味の私を気づかい、先生方が交換日記をつけてくださいました。不安や悩みに温かい言葉をかけてくださったり、先生方の日常生活や趣味を教えていただいたり。本当の家族みたいなやり取りが心の支えになりましたし、ひとつ一つの言葉が胸に残っています。 実技の授業で様々なプロの技術を見せていただいたのも目に焼きついていて、先生方は今でも私の憧れです。歯科衛生士としてまだ2年目、SRP(スケーリング&ルートプレーニング)など臨床技術の向上に努めていますが、勉強したいことは山ほどあります。臨床歯科麻酔認定歯科衛生士の資格取得も目標。できることを広げていきたいです。

李 丹尼さん

並木町歯科診療所 勤務 歯科衛生士

歯科衛生学科/2024年卒業

中国出身。大学が日本語学科で日本文化に興味を持ち、留学。日本語学校卒業後、首都医校同学科初の留学生として入学。都内クリニックを経て、現在の医療法人社団広伸会に入職。