首都医校ニュース

患者さんの症例を想定して治療・ケアを提案する首都医校独自の授業が行われました!

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高度化・複雑化が進む医療の現場で、ますます不可欠なものになっている「チーム医療」。首都医校では、「チーム医療」を学ぶ特長的な授業があります。

様々な学科の学生がチームを組み、具体的な患者さんの症例を想定してその治療・ケアについて話し合い、発表する「チーム医療症例演習」。1年間の学びの集大成として、1年生120名の学生が6日間にわたって取り組みました!

課題:患者さんの症例は、脳梗塞(こうそく)と診断された40歳代会社員男性。糖尿病の病歴、CTやMRIなどの検査結果、普段の生活習慣など、細かな設定が与えられました。

グループワーク:学生たちは、5人ずつのチームに分かれてグループワークを開始。それぞれの専門分野から意見を出し合い、議論する中で、文献を調べたり教官に相談したりしながら考えをまとめていきます。

発表:チームごとに考案した具体的な治療・ケアの方法を、パワーポイントで発表。教官の採点による予選を勝ち抜いた6チームが、コクーンホールにて決勝のプレゼンテーションを行いました!客席には参加学生、見学学生、教官と計300名以上が集結。皆真剣な表情です。

各チームの全員がプレゼンテーションを行い、リハビリテーション、口腔衛生(※)、医療費など、様々な角度から考えた治療・ケアの計画を説明しました。(※この患者さんの持病である糖尿病は、口腔衛生と密接な関係があることが知られています)


各チームのプレゼンテーション後には、会場から鋭い質問が。「なぜそう判断したのか?」「他の可能性は考えられるのか?」など、患者さんにとって何が最善なのかを考え抜くことが求められます。

そして、参加学生、見学学生、指導に当たった教官全員の投票の結果・・・

優勝したのはD-1チーム! 

メンバーは、高度看護保健学科、理学療法学科(2名)、アスレティックトレーナー学科、鍼灸学科の5名。リサーチ力、洞察力、プレゼンテーション力、そして見事なチームワークが高く評価されました!



医学博士であり医学ジャーナリストとしても活躍している植田教授が全体を総括、各チームの講評をいただきました。





2位に選ばれたF-4チームは、救急救命学科、臨床工学学科、理学療法学科、作業療法学科、診療情報管理学科の5名。





そして3位に選ばれたC-2チームは、救急救命学科、高度看護保健学科、理学療法学科(2名)、柔道整復学科の5名。

入賞を逃したチームも含めて、自分の職種・他職種について、そしてチーム医療の重要性についての理解を大いに深めることができた貴重な6日間となりました。入学初年度から「チーム医療」の演習に取り組んだ経験は、今後の学び、そして将来医療現場で活躍する際に必ず大きな力となることでしょう。