経験豊かな特別講師が直接指導「特別講義」

<スペシャルゼミ>慈雲堂病院 理事長 田邉英一先生「精神科病院における認知症治療について」

タグを見る

経験豊かな最前線の特別講師が、専門領域の最新動向を直接講義。首都医校ならではの「スペシャルゼミ」を一部紹介します。

世界有数の長寿国である日本。認知症の患者数も、85歳以上の4人に1人と言われています。今回講師にお招きしたのは、精神科医療の草分けとして多くの患者さんの社会復帰に力を尽くしてきた慈雲堂病院の理事長 田邉英一先生。「精神科病院における認知症治療について」をテーマに講義いただきました。

「驚かせない」「急がせない」「自尊心を傷つけない」
講義では、3つの「ない」など、認知症の患者さんと接する上で大切なことをお話いただきました。認知症の原因・症状、早期発見の重要性についても丁寧に説明いただき、学生たちはその言葉ひとつ1つに真剣に耳を傾けていました。

受講した学生の感想(一部)


■患者さんのペースに合わせられるようになるには、家族歴や生活歴、性格についてしっかりと情報収集をすることも重要であることを学びました。どんな時も患者さんの尊厳を大切にし、優しく丁寧に接することを忘れずにいたいと思います。


■家族が無償で介護にかける時間を換算した「インフォーマルケアコスト」が年間6.2兆円にもなると聞いて、いかに家族にとって大きな労力かが良くわかりました。患者さんの家族も支えられるよう、これから心理的サポートや社会資源の勉強もしていきたいと思いました。新たな課題を見つけることができ、とても有意義な講義でした。