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<スペシャルゼミ>高槻赤十字病院 病院長 古川福実先生『アトピー性皮膚炎は何故おこる?』

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日本人の10人のうち1人は発症しているという悩ましい皮膚病のひとつ『アトピー性皮膚炎』について、高槻赤十字病院の古川福実院長に講義いただきました!
講義では、古川院長の長い臨床経験から考える要因や治療法について、発症事例を交えながら分かりやすく説明していただきました。

アトピー性皮膚炎とは
アトピー素因を背景に発症し、内外のアレルギー、非アレルギー的要因により湿疹(左右対称、かゆみ必発)を慢性に繰り返す疾患です。

アトピー性皮膚炎を引き起こす原因とは
原因は未だ不明ですが、可能性の高い要因として物質的刺激や汗による環境要因、またストレスや社会的背景による精神的要因があります。
一度症状がおさまっても再度発症を繰り返すことも多く、アトピー性皮膚炎自体がストレス要因となり、症状を悪化させてしまう患者さんもいます。

「ドライスキン」を回避し、アトピー性皮膚炎を防ぐ
効果的な予防法は「肌のうるおいを保つ」ことです。
皮膚表面のうるおいを保つことで、外からの微生物やアレルゲンの侵入を防ぎ、肌のバリア機能を高めることができます。
また生活環境を整え、精神的安定を日常生活から意識することも重要な予防法のひとつです。


受講した学生の感想(一部)

  • 息子がアトピー性皮膚炎を発症して悩んでいましたが、どう対処すべきか詳しく学ぶことができて良かったです。
  • 症例写真を見ながら疾患エピソードについて学ぶことで、正しい治療の大切さをあらためて実感することができました。 
  • お風呂上りはボディクリームを塗る、タオルは柔らかいものを使うなど、さっそく予防策を実行してみようと思います。

医療人にとってアトピー性皮膚炎を理解し、患者さんへ正しいケア方法・治療法をアドバイスすることは大切な仕事のひとつです。
授業を受ける学生の中には、自身や親族がアトピー性皮膚炎を患う者もおり、医療人としてだけでなく一患者としても、身近な皮膚疾患について正しく理解する貴重な機会となりました。