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福祉分野

吉見敦子

2005年卒
精神保健福祉士

正解がない仕事だからこそ、自分の持っているもので勝負する。

院内のデイケアセンターで、精神科を退院される方々の社会復帰を支援する仕事に携わっています。支援と言っても形はさまざまで、雑談の相手をしたり、一緒にスポーツを楽しんだりという時もあれば、その方の人生における重大な決定になる時もあります。責任の重さを感じるとともに、今の判断が果たして後々に正しかったと言えるだろうかと自問することもあります。この仕事には正解というものがない分、難しい局面では特に支援する側の力量が問われます。でも、自分の持っているもので勝負するしかない。支援する側にもいろんなタイプがあっていいのですから、人のマネではなく、自分らしく行動することをこれからも大切にしていきたいと思っています。