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福祉分野

牛山丈晴

2012年卒
社会福祉士

利用者さんと直接関わる現場にいて、初めて理解できることがある。

― 利用者さんの言葉の先にある思いを想像する。 ―

勤務する法人内の成人自閉症支援施設で、支援員を務めています。利用者さんの日常生活の世話をはじめ、作業に従事する方の安全管理、家族への諸連絡など、業務内容は多岐に渡ります。入職当初は利用者さんに支援員と認めてもらえず苦労しました。ある日の帰りがけ、「牛山先生、明日来る?」と声をかけていただいたとき、やっと施設の一員になった気がしました。私にとって一番大切なことは、利用者さんとのコミュニケーションです。心がけているのは、無理と思えるような要求でも頭ごなしに否定するのではなく、利用者さんの言葉の先にある気持ちをよく想像すること。中には普通に意思表示ができない方もおられ、意図がわからないときがあります。それは私が利用者さんの内的世界を理解できていないからで、心苦しく思います。先輩方の対応を見ながら、学んでいきたいです。


― 背中を押してくれた首都医校の先生に感謝。 ―

社会福祉の相談・援助は、利用者さんと直接的・間接的に関わっていきます。就職にあたり、首都医校の先生から、まずは現場に出て利用者さんとの直接的な関わりを経験することの重要性を助言していただきました。入職して困っている方々と日々向き合う今、その意味がとてもわかるし、背中を押してくださった先生には、とても感謝しています。支援の現場で、利用者さんの安心、安全な施設づくりに努めるとともに、支援を必要とする人々と社会をつなぐ方法についても考えていきたいと思います。