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先輩のメッセージ|2011年卒
看護分野

朝長亜純

2011年卒
保健師・看護師

世界最先端クラスの医療・研究施設に勤務。プレッシャーをエネルギーに変えたい。

―手術の器械出しや病棟訪問などに携わる。―

国立循環器病研究センター病院の手術室に勤務しています。器械出しと呼ばれる手術の補助業務のほか、病棟の看護師と連携して、術前・術後の患者さんをフォローすることなどが私の役割です。手術前には、患者さんからの要望を聞いたり、使用する消毒液などにアレルギーがないかを確認したりといった情報収集とともに、できるだけ不安を取り除いて手術に臨んでいただけるような言葉をかけるのも大切な仕事です。手術は長いものだと12時間にも及ぶことがあり、ロスがあるとそれだけ患者さんの負担になります。スムーズな手術のためにも、緊張感を持って、先回りした行動を心がけています。当病院は、心臓移植手術が行われるなど、世界でも最先端クラスの医療・研究施設です。プレッシャーに負けそうになるときもありますが、先輩に助けられながら乗り切っています。大阪医専でしっかり鍛えてもらったことも、活きているのだと思います。


―海外の医療機関へのステップアップも視野に入れている。―

入職して1年以上になりますが、まだ自分の仕事に満足したことがありません。どうすれば、より良い仕事ができるのか。日々振り返り、もっと成長したい一心で仕事に取り組んでいます。そのためにも目標を持つようにしています。ロボット手術の症例に参加するためアメリカ研修のメンバーに選抜されることや、ゆくゆくは海外の医療機関で勤務することも視野に入れています。目標を遂げるには、ここ数年の頑張りが勝負。プレッシャーをエネルギーに変えて成長していきたいと思います。