Library
リハビリ分野

加納 茉純

2015年卒
作業療法士

リハビリはリハビリ職だけでは成り立たない

作業療法士が治療に取り組める背景には、医師の指示、看護師の観察など、関連職種の働きがあります。理学療法士や言語聴覚士とのやりとりもあり、臨床現場では「チーム医療」が必須。チームとしてつながることで、初めて患者さんの全人的な支援が可能になります。つまり、リハビリはリハビリ職だけでは成り立たないのです。母校には連携する多くの学科があり、4年間しっかりと学べます。他学科の知識を得る機会もあり、私は理学療法の視点から学びを深めることもできました。現在の担当は急性期です。状態の悪い方に対しては、何か楽しみを見出してあげられるような関わりを大事にしています。できない動作ができるようになった。落ち込んでいた方が笑顔で退院していく。私にとって、それは大きな喜びです。