Library
救急・臨床工学分野

大野 瑞季

2018年卒
臨床工学技士

人工透析もチーム体制があるから円滑に進む

私は入職以来、人工透析を担当しています。人工透析とは腎臓が機能しない患者さんの血液を浄化し、老廃物や不要な水分を排出する治療法で、臨床工学技士は穿刺(せんし)や装置の操作を担います。1回あたりに長い時間を要し、週に何度も来院が必要なので、患者さんとのコミュニケーションは密になります。私にとっては、それが仕事のやりがいになっています。透析を円滑に進めるためには、医師や看護師、ときには管理栄養士とのチーム体制が欠かせません。また、関連職種の知識を持つことも大切です。リハビリを並行して受けている方と、透析中に理学療法士や作業療法士の話ができれば、私に対する信頼も高まります。医療人を目指す人は、学生時代から関連職種についても学ぶ意識を持っておくとよいのではないでしょうか。