下村 愛季

チームの架け橋としての看護師であり続けたい。

看護師にとって絶対に欠かせないことの1つが関連職種との情報共有です。患者さんの情報を医師に的確に伝え、ご本人とご家族の意思を確認し、関連職種と情報を交換しながら支援方針を立てていきます。患者さんに最も近い立場の看護師は「チーム医療」の中心と言われますが、私は「架け橋」という捉え方をしています。ADL（生活動作）の状況や家族構成を踏まえ、自宅復帰が困難だと判断した場合は、施設への入所を勧めてみることも「架け橋」の1つ。もちろん患者さんの意思を尊重するために、最大限の支援をします。「チーム医療」の大切さに気づかされたのは在学中でした。どのような状況でどのような職種と関わるのか、多学科構成の中での学びを意識しながら、病院実習に取り組んだことを覚えています。