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救急・臨床工学分野

原田 賢汰

2019年卒
臨床工学技士

学生時代の演習は、臨床現場でも求められていることだった

私は、眼科の手術室とNICU(新生児特定集中治療室)で臨床工学技士を務めています。新生児は、ほんの少しの変化で体調が悪化することがあるので、日々命の重みを感じながら機器の操作・設定を行っています。業務は、医師や看護師、さらに臨床工学技士やソーシャルワーカーとの「チーム医療」で進められます。その大切さを学んだのは在学中のチーム演習でした。チームを組んだ他学科の学生とのコミュニケーションは、他者の目を通じて自分の職種への認識を深める機会にもなりました。この演習で身につけた、話し合いながらチームでものごとを進める視点。それは今、臨床現場で求められていることと同じなのです。